マラナタ　主よ　来てください！

夜のしじまがすべてを覆うとき、神よ、あなたのことばが天から下った。（知恵　18･14-15）

　いまは真夜中の3時　まさに夜のしじまがすべてを覆う・・・

　全能の神よ、罪に縛られ、その重荷を担うわたしたちを顧み、
　人となられた御ひとり子によって解放してください。
　　聖霊の交わりの中で・・・　

第一朗読　使徒ヨハネの手紙　（１ﾖﾊﾈ2･12-17）

　子たちよ、わたしがあなたがたに書いているのは、
　イエスの名によって　あなたがたの罪が赦されているからである。

福　音　　ルカ　2章36節　～　40節

　日曜日の朗読の後半、昨日の続きです。
　アシェル族のファヌエルの娘で、アンナという女預言者・・・

　女預言者といわれるように　「彼女は神殿を離れず、断食して祈ったり、夜も昼も神に仕えていた・・・　エルサレムの救いを待ち望んでいる人々皆に幼子のことを話した」。母マリアがみことばを受けて御子を産んだように、みことばを受けて人々に救いを述べ伝える・・・
　罪のゆるしによる救い・・・「幼子よ　おまえも神の預言者と呼ばれ、主の前を歩み　その道を整え、罪のゆるしによる救いを　その民に知らせる　すべては神のあわれみによる・・・（ザカリアの歌）」

　「私たちが聖霊を受けることができるためにみことばは人となられた（聖アタナジオ　4世紀　教会博士、アレクサンドリア総大司教）」

　罪のゆるし・・・ゆるしの秘跡のことばには、「全能の神　憐れみ深い父は、御子キリストの死と復活によって世をご自分に立ち帰らせ、罪のゆるしのために聖霊を注がれました。」とあり、ヨハネ２０章22～23節の聖霊の息吹によって新たな命をいただきます。

　昨日も臨終の床にある人に　ゆるしのことばと全免償を授けました。生涯を神にゆだねて生きる人は本当に幸いな人です。それは感動の時でした。恵まれるとは生涯を神に顧みられることなのだと・・・