マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


<< 主よ なすべきことを教えてください。 | main | ISAO とは何か? >>

 ICCRSとは何か?

ICCRS.gifICCRSの説明:
 ICCRS(イクルス)とは、国際カトリック・カリスマ刷新奉仕事業団の略記号です。カトリック・カリスマ刷新にたいする国際的な奉仕機関です。聖座(教皇庁)による認可は、教会の中で奉仕するために与えられました。カトリック・カリスマ刷新全般が公式認可されたということではありません。ICCRSという団体が認可されたのです。

 それでは、ICCRSは、どんな意味と役割を果たすのでしょうか? 教皇庁信徒評議会によって承認された規約第一条には、次のように規定されています。
 「ICCRSは、カトリック・カリスマ刷新を世界的レベルで調整する機関である。その役割は、聖霊の働きの下で、聖座と密接に接触しながら、世界中のカトリック・カリスマ刷新に対して奉仕し推進することである。」

 教会の中でより良い奉仕ができるように、ICCRSは、「信者の私的会(教会法321-329、116条、1項参照のこと)に相当する法人格(第2項)」を有する機関です。したがって、ICCRSは教会の中で一つの機関として権利と義務を持っています。
 
 第一のもっと重要な目標は、世界的に広がっている刷新の一致、交流、協力のイニシアチブをとり、キリストの「すべての人を一つにしてください(ヨハネ17章21節)という望みを実現することです。この一致は、多様性という文脈のなかで把握しなければなりません。
 
 「刷新」にはさまざまな形や表現があります。たとえば、祈りのグループ、契約共同体、任意の共同体など、新求道共同体(ネオカテ)やフォコラーレ、などなど 第二バチカン公会議後に誕生したさまざまな信徒の団体や共同体の運動も含まれています。歴代の教皇、パウロ6世、ヨハネ・パウロ二世、ベネディクト16世は、公会議の聖霊の実りとして信仰の熱意があるこれらの団体を「教会の再生のチャンス」として注目し、擁護してきました。従来の教会組織の中には新しい動きを受け入れる受け皿がなかったからです。
ICCRSの中心的目標は、教会における聖霊の満たし(聖霊による洗礼)を推進することです。聖霊による満たしは、堅信の秘跡の更新、あるいは洗礼の更新、あるいは叙階の秘跡の更新などなど受けた恵みをあらたな派遣、あるいは成長の機会にいただく恵みの機会です。聖霊による満たしを受けると、わたしたちは主イエス・キリストへの成熟した回心、聖霊への自己の全面的明け渡し、教会に仕えるための聖霊の力(賜物)への根本的な受諾があります。このような目的と目標を達成するためにICCRSは活動します。世界の各地域や国に対する奉仕のために、ICCRSは、会長、副会長、世界各国からの12名の評議員(ヨーロッパ 3名、アフリカ 2名、 アジア・オセアニア 3名、北アメリカ 2名 南アメリカ 2名)と いやし、宣教、共同体、社会活動、情報の各分野のグループや奉仕者の代表者によって構成されています。現在、各地区に支部が置かれるようになって、アジア・オセアニア地区ではISAOという支部があり、参加各国に一名の代表がおり、わたしは日本代表となっています。インドネシアで行われたアジア・オセアニア第一回大会の名義上のスタッフを務めました。

写真は、ICCRSの会長モーラン女史(英国人)とシリル副会長(インド人)教皇との個人会見は今年は4回もあったそうです。
ICCRS01

このページのトップへ