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畠神父


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 ISAO とは何か?

ISAO とは何か?

ISAO(イサオ) とは、ICCRS Sub-Commitee for Asia-Ocenia の略記号で、中近東、南アジア、東南アジア、東アジア、オーストラリア、ニュージランド、オセアニア内の42カ国からなる委員会で、ICCRSのもとに活動する。
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写真は、私が9月に参加した、ISAO 第一回アジア・オセアニア聖霊による刷新指導者会議で初日に十字架の称賛の祝日のミサで司式したジャカルタの大司教(枢機卿 Julius Cardinal Darmoatmodjo) とシンガポールの大司教(Nicolas Chia)ICCRS 会長(Michelle Moran)と副会長Cyril John (ISAOの会長兼任)
 イクルス(ICCRS)とは、何かの記事の中で目的などを説明したが、日本では、ネオカテ(新求道共同体)も教皇庁信徒評議会によって認可されたので、この信徒評議会とは何をしているのかと疑問に感じるかもしれません。
 
 教皇庁信徒評議会とは教皇パウロ6世によって設立され、信徒使徒職の活動を監督する任務を行うが、公会議後に誕生した様々な信徒の団体や活動、運動を評価し認可することによって教会のなかに責任と権利を授与する機関です。

 国際カトリック・カリスマ刷新奉仕会(International Catholic Charismatic Renewal Services)もその一つとして認可されました。他の団体のように創立者がいないのですが、教会法116により、法人格をもつ団体として承認され、イクルス(ICCRS)の規約が認可されたのです。国際レベルでのイクルスの役割は、教皇庁から委ねられた任務として、カリスマ刷新の表現とアイデンティティのすべての面において国際的に奉仕することです。2000年4月 教皇ヨハネ・パウロ二世は個人的なメッセージとして、「イクルスの課題は、世界中のカトリック カリスマ刷新の諸共同体間で表現や見直しなどの意見交換をコーディネイトし、促進することである」と望まれたのです。
 
 カトリックカリスマ刷新の中でも異なる国々と表現の違いがあるため、より深い交わりを実現するために、イクルスは地区委員会を設ける概念を推進し始めています。これが2006年に設立されたイサオなのです。イサオは、アジアーオセアニアのカトリック・カリスマ刷新(CCR)を 「彼らが一つになりますように(ヨハネ17:21)のキリストの願いを実現するため、一致、コミュニケーション、協力の奉仕をするのです。事務局はシンガポールに置き、支援や相談、行事(大会)と援助と指導を必要とする地域に支援の手を差し伸べることをその職務としています。

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