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畠神父


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 10月11日 福者ダミアン神父 聖人の列に加えられる。

”Priest who comforted lepers to become saint...."Damian

 ハンセン病患者のための使徒として知られるダミアン神父は1840年ベルギーに生まれ、ハワイのモロカイ島で、不治の病と言われたハンセン病患者の宣教・司牧に尽くした。1899年49歳帰天。1995年に教皇ヨハネ・パウロ世はダミアン神父を列福した。10月11日 バチカンで他の4人の列聖に加えられる聖人と共にダミアン神父も聖人の列に加えられることになりました。(2009年4月26日発表)新聞記事添付:ダミアン記事
 
 1840年ベルギー生まれ、1864年、イエズスとマリアのみ心の宣教修道会に入会、ダミアン神父は、9年後には、モロカイ島のカラウパパ半島の居留地に赴いた。そこには、1850年代にハワイで流行したハンセン病患者8000人が隔離されていた。ダミアン神父は、その地で彼らと共に住み、自身もハンセン病に罹患し、彼らの一人となって1889年49歳の若さで亡くなった。

 この度の列聖には、神父のとりなしを願ったハワイ人の末期癌の患者トグチさんの奇跡的な治癒が証しとなり聖人とみなされました。
ZENIT記事(引用)
・・・・ハンセン病患者の使徒のための奇跡が、ダミアン師の列聖に到る Carmen Elena Villa記:ZENIT

(A Miracle for the Apostle of the Lepers Cure Leads to Father Damien's Canonization on Sunday )
(記事前半省略)
2007年10月18日に、バチカン列聖省の専門医がこの臨床記録を検証した。列聖にはいつもそうあるように、信者と非信者が、この治癒は、「例外的」だけでなく、「extra-natural(自然外現象)」であると、倫理的確信を以って結論を出した。それから神学者委員会(the Commission of Theologians)は、それが、ダミアン神父のとりなしによる奇跡であったと決定した。・・・それは聖人のタイトルを受けるのに絶対必要条件な決定である。

 トグチさんは、ダミアン神父の証しが、彼女の村ではどれほど大きな感動を与えているか、を語った。

「ダミアン神父は、とても若いときからベルギーを離れ、全ての宗教のハワイ人の牧者でした。なぜなら、わたしたちは皆、神の子供だからです。彼は、ハワイの文化を学び、それを尊重しました。彼の人となり(人格)は、わたしたちの間では非常に尊敬されています。120年経った今でも、ここでは彼はとても愛されています。」

今日、トグチさんは82歳。白髪となり、メガネをかけるが、彼女の顔と声は澄み渡っていて、活気にあふれている。ダミアン神父の列聖式には是非ローマに出かけたい、という。ZENIT記者との面談の終わりに、彼女はこう結んだ。

「1860年に、リンカーン大統領は、神は、ふつうの人々を愛されます。神ご自身がその一人となられたからです、と語りました。わたしはごくふつうの人間です。深い憐れみの中で、神さまはわたしをいやされました。そしてダミアン神父は、最も嫌われたハンセン病の人々のために大きな愛を示したのですが、その彼が、わたしのためにとりなしをしてくださったのです。」

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