マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


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 第15回 日韓司教交流会 講演 (1)

日韓1大阪カテドラル聖マリア大聖堂

 講演と日韓両司教団による共同司式ミサ

9時半より二つの講演がありました。

 1.故金壽煥枢機卿の生とビジョン  姜 禹一 司教
 2.釜が崎 野宿者         本田 哲郎 OFM

(翻訳された講演原稿をもとに二か国語で通訳者が講演者の後を逐次訳す形で行われ、時に原稿を離れた内容もその場で訳されました。)

 1.召命の道筋を丁寧に紹介された。
   朴大統領の国家非常事態宣言の宣布(1971年)により
   大統領の非常大権を国会に求め、独裁を合法化することに対して
   金枢機卿は、自由民主主義体制の終焉と判断し、
   1971年のクリスマス深夜ミサの説教で真正面から大統領に対して
   正義に適う政治をおこなうように促した。これにより、
   韓国教会は70年代から80年代にかげて軍事政権の非民主的案
   独裁政治に向かい立つこととなった。
   カトリック教会は不当に検挙された多くの良心的囚人たちを保護し、 彼らと連帯する列に加わることとなった。

   金枢機卿を思い起こすと、ヨナ預言者を心に浮かべることになる。ヨナのように金枢機卿も神から逃げようとした。でも神は彼を逃がすことがなかった。 以上 姜司教のレジメより

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