マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


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 聖体の主日 

池長大司教様の公式訪問があり、信者にとっては幾分緊張した時間ではあったが、司教様の優しい柔和な人柄に信者も、近寄りがたい雲の人ではなく身近で話のわかる司教様ということで評判が良かった。

 主な公式訪問のテーマは、教区時報の1月号に掲載された司教様の新生メッセージについての3点の展開を確認すること、その中でも、特に強調した「青少年の信仰教育」の課題の取り組み状況を見聞に来られたのです。

 

 司教様の本年度の新生メッセージ(教区時報)

 1 社会に向かって宣教する教会
 2 信徒としての奉仕職に取り組む教会
 3 青少年が集まる活気ある教会

 司牧担当者からは、青少年、日曜学校のリーダー、要理担当者が不足し、ボランティアで行っているので、方針が一貫せずリーダーにだけ負担がかかりすぎている点がある。また、お泊まり会が小学生の父兄の尽力で充実して毎月あるが、中高生の活動は、担当が不足し、またクラブ・塾などの学校行事が優先されるので、教会に来る子、来ない子のばらつきが多くなり、まとまった集まりの企画ができない。青年たちは、独自で集まって、自分たちの世界を作っているが、わたしが赴任してから、教会活動にするためには、計画書などを提出を求めたところ教会には来なくなった。(わたしがいなくならない限り状況は改善されないかもしれません。)わたしの力不足であります。

 近隣の子供たちへの取り組みは、マリア幼稚園の卒園児たちへのアフタケアで土曜学校があり、幼稚園の先生方が担当している。負担が多いので、教会の方が担当を変わってほしいという要望もあったが、学校法人と宗教法人の関わりの関係で、教会ではできないと断った経緯があります。

 障害者児のための取り組みは、音楽・ダンス療法などを含めた集まりが毎月第二土曜日にあり、毎回50名ほど、クリスマスなどには100名を超える子供たちがあつまり、教会の信徒のボランティアや市民のボランティアなどで多くの人が関わり、社会的にも池田市からも長年の奉仕の実績を認められ表彰され、また補助も受けるようになった。

 教会の基本である、主日の典礼を充実させることを目指しており、このなかで地区の典礼当番との連携を深め、学びと奉仕と交わりを作ることを今年の努力目標としており、その中で、奉仕職も、青年たち、子供たちの信仰教育へと波及していくのではないかと考えております。(畠談)

 司教様の話の後の信徒からの質問など
 
 (1)他宗教との交流の是非
 (2)アルファコースの福音宣教
 (3)マリア信心の聖地巡礼

 

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