マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


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 カトリックカリスマ刷新の紹介 YouTube.com から

ICCRS (国際カトリック・カリスマ刷新奉仕会)編集によるカトリック・カリスマ刷新の歴史をユチューブでご覧下さい。懐かしい顔ぶれが現れてきます。教皇パウロⅥ世、ヨハネ・パウロⅡ世、ベネディクトⅩⅥ世、故スーネンス枢機卿、故グレグ司教、またパティ・マンスフィールド(今年の関東大会講師として来日の予定)の女子大生の頃の証言、などなどの刷新の現象的な広がりの証言が数々と展開されています。その中で、教皇ヨハネ・パウロⅡ世教皇の、「ペンテコステ(聖霊降臨)の霊性、ペンテコステ(聖霊降臨)の文化をわたし共に宣べ伝えること」という言葉は遺言のように響きます。教皇ベネディクトⅩⅥ世は今年の5月1日(いつくしみの祝日)に故教皇ヨハネ・パウロⅡ世を福者に列することを宣言されました。


英語ですので、小熊さんの協力で日本語訳を掲載します。(3月6日掲載)聞き取りにくい個所もあり、丁寧に訳して頂きました。ありがとうございます。二人のネィティブに確認していただきました。(英文を所望される方は、封筒に切手をはったものを送ってください。送り先: カトリック池田教会 畠 神父宛)
カトリック・カリスマ刷新の歴史 (新しい聖霊降臨)  ~ カトリック・カリスマ刷新~

 死者のうちから復活されたイエスは、天に昇られる時が来ると、御父の約束を待つように弟子たちに言われました。約束の聖霊が降ると、信者たちの人生は一変しました。共同体は変貌を遂げました。教会が生まれたのです。 [教皇ヨハネ23世、1962年第二バチカン公会議]  第二バチカン公会議を招集するにあたって、教皇ヨハネ23世は聖霊の新たな注ぎを祈りながら全教会を導きました。「この私たちの時代にも新しい聖霊降臨のようにあなたの不思議な業を新たにしてください」と。 [1967年、米国ピッツバーグ]  数年後、ヨハネ23世の刷新を求める祈りに応えるように、後に何百何千万人ものカトリック信者の人生と教会自身を一変させることになる出来事が起こります。ある週末の黙想会で、このカトリック信者の学生たちが、何らかの形で自分たちも聖霊降臨を新たに実感させてください、と祈ったのです。 [パティ・ガラハ・マンスフィールド] 「私は御父に完全に自分を委ねる祈りを捧げました。『父よ、私は自分のすべてをあなたの御手に委ねます。あなたの御子イエスに従うことを、それが何を意味するにしても、私は望みます。もしそれが苦しみを意味するのなら、それを受け入れます。ただイエスの愛で私も愛することを教えてください。』私はひざまずいて祈っていましたが、祈り終わった瞬間、神が私を個人的に深く愛しておられるという感覚に圧倒され、床にぱったり倒れ、ひれ伏しました。それから1時間、神は黙想の家にいた学生たちをどんどん階上の聖堂に呼び出され、私たちはそこでイエスの御前でひざまずきました。」 学生たちは「来たれ、創り主なる霊(ヴェニ・クレアトール・スピリトゥス)」を歌いましたが、これは1901年1月1日に教皇レオ13世が全教会に聖霊が新たに注がれるようにと願って歌った聖歌でした。次から次に学生が、教師までもが彼らに加わり、聖霊の新たな注ぎを体験できるようにと祈りました。そして、祈りはかなえられました。カリスマ刷新は世界中に驚くべき速度で広がって行きました。 [ヨゼフ・マッキニー司教] 主は皆さんと共に! また司祭と共に! 心をこめて神を仰ぎ、 賛美と感謝をささげましょう。 やがて聖霊の満たし(「聖霊による洗礼」)として知られることになるこの体験を祈り求めた人々は、ほとんど同じ体験をしていました。祈りが深まる、聖書を愛読する、ご聖体への信心が深まる、福音宣教に燃える、回心への招きに応える、聖なる生き方を求める、などです。司祭・修道者・助祭の召命は増え、貧しい人々には心を配り、より深い人間関係を築き上げる養成コースが生まれ、信徒共同体が形成され、様々な聖霊の賜物、癒しや音楽などのカリスマが花開きました。このカリスマ刷新は、個人の刷新の原動力として確かに個々の心の奥に根付かせました。また、教会内においても刷新の推進力となりました。   [ルファス・ペレイラ神父] 「司祭として生きるとてつもない喜びを体験するようになりました。人々に対する慈しみも深まりました。」 [アラン パノッザ氏 前ICCRS会長 オーストラリア] 「カリスマ刷新、聖霊の満たしを通して以前は知らなかった何か深いものを発見しました。それは、イエス・キリストとの新たな結びつきでした。これで私の人生は変わったのです。」 [ヨセフ グレック司教 ICCRS評議委員 オーストラリア] 「イエスは私たちの間で生き生きと生きておられます。いつも私たちに話しかけることを望まれ、私たちと交流することを望んでおられます。そればかりか、イエスは聖霊を通して多くの賜物を与えてくださいました。それらの賜物を私たちに活用してほしいからです。さらに、イエスのようになりイエスのみ業を続けることです。一度自分が何者であるか分かると、それについて情熱をこめて熱烈に話すことができます。『熱烈』を意味する英語は『エンスージアズム』ですが、これはもともとギリシア語で『エン・テウス』つまり、『神の内に』という意味なのです。」 [レオ・ヨセフ・スーネンス枢機卿、メヘレン‐ブリュッセル教区、ベルギー] カトリック信者たちの間で起きていたこの現象はやがて第二バチカン公会議の主要立案者であるレオ・スーネンス枢機卿の注目するところとなりました。1975年の聖霊降臨の主日、スーネンス枢機卿と同じカリスマ的体験をした十万人の信者たちは教皇パウロ6世とお会いしました。 [教皇パウロ6世] この刷新のしるしを見て私は喜んでいます。(……)そうです、今日は喜びの日ですが、同時に決意の日でもあります。聖霊に心を開きましょう。(……)そして真のキリスト者として『イエスは主である』と宣言しましょう。」 [1981年バチカン庭園にて、教皇ヨハネ・パウロ2世、国際リーダー会議参加者を前に] 「カリスマ刷新に万歳!」 「キリストにおいて自分のものである何ものにも代え難い貴重な尊厳をすべての人が体験しますように。」 [1984年国際リーダー会議、バチカン、教皇ヨハネ・パウロ2世] 「カリスマ刷新の皆さんにお願いします。私と共に声を大にして叫び続けてください。『贖い主キリストに扉を開きなさい!』と。」 [2004年聖霊降臨の主日、教皇ヨハネ・パウロ2世] 「カリスマ運動のおかげで、多くのキリスト者が、男も女も、老いも若きも、聖霊降臨を自分の生活で今生きている現実として再発見してきました。(……)私の願いは、聖霊降臨の霊性が教会内に広がることです(……)。」 [ICCRS] 国際カトリック・カリスマ刷新奉仕会、通称ICCRS(イクルス)は、教皇庁によって法人格を有するキリスト信者の私的会として承認され、同庁信徒評議会の指導下で運営されています。同会には3つの目的があります。(1)世界規模でカトリック・カリスマ刷新の主要目的を推進する。(2)カトリック・カリスマ刷新の多様な現実と表現の間に一致を推進する。(3)カトリック教会内の諸運動・共同体及び他の諸教派と対話を確立し、友好関係を築く。 1998年、ICCRSは他の信徒運動団体と共に教皇庁信徒評議会と協賛し、信徒諸運動の国際的な集まりを企画しました。三十万人以上の参加者がありました。 [教皇ヨハネ・パウロ2世、1998年] 今日、聖ペトロ広場に集う皆さんとすべてのキリスト者に切に求めます。聖霊の賜物に素直にあなた自身を開きなさい。聖霊が私たちに決して与えることをやめないご自身の賜物、カリスマを感謝と従順のうちに受け入れなさい。すべての賜物は共通の益のため、教会全体の益のために与えられていることを忘れてはなりません。」 [教皇ベネディクト23世、2005年9月] 先の20世紀には最も悲しい数ページが人類の歴史に書き加えられましたが、同時に、人間の生活と活動のあらゆる領域に霊的・カリスマ的復興というすばらしい証言が飾られてきました。私のゆるぎない希望は、聖霊が信者の心に迎え入れられてますます実を結び、現代に必要とされる聖霊降臨の文化が広がることです。」 1967年以来、1億2千万人を超えるカトリック信者が世界の220カ国以上でこの聖霊の新たな注ぎを体験してきました。キリストが弟子たちに与えられた約束、すなわち聖霊降臨の体験は、2000年間、脈々と受け継がれ、1960年代になって第二バチカン公会議の窓を開きましたが、これらすべては今日のカトリック・カリスマ刷新につながっています。先立ったすべての人々と同じように、今日のカトリック・カリスマ刷新の人々も引き続き祈ります、「来たれ、祝された創り主よ」と。

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