マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


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 Lent 四旬節 (灰の水曜日)

四旬節の意味について
 フランシスコ会のYou Tube media 宣教番組と思います。
 WWW.American Catholic.org をごらんください。
マレーシアのカリスマ全国委員会がアップロードしています。 
 www.pmst-ccr.org



 グレグ神父の講話から理解できることは、第二バチカン公会議以前のカトリックの四旬節は、カトリック教会独特の償いの業の期間という捉え方が中心でしたが、公会議後の典礼刷新によって、四旬節のオリジナルな意味が明確になって、キリスト信者にとって、また新しく共同体に加わる洗礼志願者にとって”回心(悔い改め)”と”洗礼”意味を深める期間として人生を信仰の光によって見直し、祈りや断食、愛徳の業はキリストの生き方に従うキリスト者のしるしとあかしの機会となるということです。

教会の掟 その4 
 教会が定めた日(灰の水曜日、聖金曜日)に肉食を控え(小斎)、断食(大斎)を守ること。
注:人によって断食の程度は異なり、14歳以下の子供と60歳以上の高齢者は断食を免除され、体の健康を損なわない程度の断食ということなので、教会法には断食の内容までは規定されていないので、常識的に一日のうち 一回は通常の食事をしてもよいという指導があります。また過酷な勤務を遂行する場合もこの規定に当てはまりませんが、例外規定ばかりを追求していると、その悔い改めの精神が消える恐れがあるので、今日では、小斎(肉食をしない)のかわりに愛徳を強調することが望ましいと考えられ、教区によっては、愛徳の業や信心業を奨励するようになっています。(教会法1249~1253)

カテキズム要約版(Compendio)
301 悔い改めはキリスト者の生活の中でどのような形で表されますか?
 悔い改めは、多種多様な形で、特に断食、祈り、施しをもって表されます。悔い改めのこれらの形や他のものは、キリスト者の日常生活の中で、特に四旬節と悔い改めの日である金曜日に実践することができます。
 わたしの実践では、
 大斎  主な食事を節制(普通食一回、好物を控える、水のみ)
 小斎  肉を控える、愛徳の業をする。施し、信心業
 ミサの聖別のことば、
  「みな、これを取って食べなさい。
   これは、あなたがたのために渡される
   わたしのからだである」 
 強調した点は、<あなたのために> 行われた主の救いの業に応えることが、悔い改めの業であり、主の愛に応えることになります。テレビを見るのを控えたり(食事や娯楽の節制)、自分の自由時間を祈りにささげたり(信心業)、種々の償いを果たすこと(施しや犠牲)を行うことが四旬節の過ごし方ですし、司教団からだされたカリタスの小冊子も利用して、愛の献金を行いことなどです。

431 教会のおきてにはどのような目的がありますか?
 
 
431 教会の5つの掟は、祈りの精神、秘跡に支えられた生活、道徳義務、神と隣人への愛の成長のために不可欠な最小限度のものをキリスト信者に保証することを目的としています。

432 教会のおきてはどのようなものですか?
 
教会のおきては次の通りです。
(1)主日と定められた祝日にミサにあずかり、それらの日を聖とすることを妨げる仕事や活動を控えること。
(2)少なくとも年に1度ゆるしの秘跡を受けて自分の罪を告白すること。
(3)少なくとも復活節の間に聖体の秘跡を受けること。
(4)教会が定めた日に肉食を控え(小斎)、断食(大斎)を守ること。
(5)おのおのの分に応じて教会の財政を助けること。

 以 上

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