マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


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 聖書深読法による 聖書研究会 紹介 

聖書の分かち合いとして聖書深読法を使って行っている聖書(福音)の研究会は以下のとおりです。いずれも畠神父が主催しております。
参加希望者はご連絡ください。 なお開催の日程は出張などで変わることがあります。

 毎月 一回 

 第一日曜日 午後 2時から4時半まで
 翌週の福音箇所を聖書深読(注)にて分かち合います。
 場所 池田教会 カール記念館 二階 
 世話人 中岡 美千代


 毎月 一回
 第四金曜日 夜 7時から8時半まで
「聖書を楽しく読む会」 聖書深読法により翌週の福音箇所
 場所 宝塚黙想の家
 世話人 乾 真理子
 
 毎週 火曜日 夜 8時から9時半まで
 翌週の「聖書と典礼」の分かち合い
 場所 日生中央教会
 世話人 小倉 摂子

聖書深読法とは:
聖書深読センター発行のパンフレットによれば、「聖書深読法は、20周年前にカルメル修道会司祭 奥村一郎神父によって生み出されました。聖書深読法には、奥村神父が青年時代に聖書と出会ったとき、最初奇跡物語を受け入れられず、強烈に反発し、格闘した後に聖書が突然わかってきたという経験が生かされています。すなわかち聖書深読では素朴な読み方(素読)を大切にします。どんな形であれ、どのような動機であれ、審理を求める心さえあれば、聖書の素朴な読み方は必ず光となり救いとなります。わかりにくいところ、不消化な部分、抵抗を感じるところが、実は聖書に深く入っていく入口である事が多いのです。そしてここから問いが生まれます。問うことによって道が開かれます。<用語の説明>の門読を参照のこと」 と説明されています。

 オリエンス宗教研究所から発行された「聖書深読法の生いたち-理念と実際ー」(奥村一郎著 1991年初版発行 1000円)のあとがきには、奥村師の聖書の出会いについての「つまずき」の体験が詳しく書いてあります。福音書にあるイエス・キリストの生涯をおりなす奇跡物語があまりにも荒唐無稽のつくり話しか思えなかったのですと・・・ 当時奥村師は、厳しい知性の練磨を求める禅に強く引かれていたので、そのような宗教神話についてはひどく興ざめを覚えただけでなくキリスト教自体をたいへん幼稚な宗教と思うようになったとのことです。これは現在の日本の一般の大人といわれる人たちの普通の福音を読んだ時の感想でもあると思います。わが父も、わが兄も同じようなことを昔私に言っていたことを思い出しました。福音の世界に長年身を置いているとそのように感じる人がいることを忘れることがありますが、いつも初心に戻ってその疑問を受けながら福音の光に照らされることを  謙虚に聖霊の導きを祈らなければならないと思います。

 方法と実際は、参加してのお楽しみです!

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