2012.05.15 Tuesday |
共同祈願
執り成しの祈りの研修のために5月14日~15日に関西中心に集まりを持ち、有意義な時間を過ごすことができました。以下はそのスケジュールと講座のハイライトをお伝えします。
関西執り成しの祈り研修会スケジュール
「どのような時にも、霊に助けられて祈り、願い求め、すべての聖なる者たちのために、絶えず目を覚まして根気よく祈り続けなさい」
(エフェソ6・18)
5月14日(月)
10:00 ~受付 テキスト販売 チェックイン
10:30 ~ 神父様の挨拶 (Fr.畠)href="http://www.hatashinpu.com/img/img581_file.jpg">
オリエンテーション
※食事について(場所、後片付け当番など)
※お風呂使用について
※グループ分け、その他
導入:いつくしみのチャプレット (吉中)
賛美 (川瀬)
講話① <祈りの形> 「カトリック教会のカテキズム」
12:10~13:10 昼食
13:20~14:10 講話②「執り成しの祈り」(テキストを用いて)
14:15~15:15 分かち合い(グループ)
15:15~15:45 休憩(ティータイム)
15:45~16:30 講話③「執り成しの祈り」(テキストを用いて)
16:40~17:30 ミサ(司式 畠)
17:40~18:50 夕食
19:00~20:30 聖霊降臨 小冊子(ノヴェナについ)Fr.畠
賛美と満たし
20:30 ~ 個人黙想 (自由)
5月15日(火)
7:00~ 朝の祈り (聖体賛美を中心に)
7:45~8:45 朝食
9:00~10:00 講話④「執り成しの祈り」(テキストを用いて)
10:30~12:00 執り成しの賜物を祈り求める(Fr.畠)
分かち合い(グループでの祈り)
赦しの秘跡(個別面談 など)
12:10 ~13:10 昼食
13:10 ~14:40 全体の分かち合い(あかしなど)
講話⑤
15:00 ~16:00 ミサ
16:00 ~16:30 片付け
第16回百日間連続共同祈願ミサへの招き(5月13日~8月20日)
主の復活の喜びのうちにごあいさつ申し上げます。
「わたしはぶどうの木、あなたがたは枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。(ヨハネ15・5)」
皆様 お変わりありませんか。私は、これまで一度も休むことなく病気することもなく事故もなく日々皆様と祈りの内に結ばれて 百日間の共同祈願を15回、1500日間を元気に過ごすことができました。ご心配をかけた喉は回復し、毎日の祈りや説教において支障なく、日々喜びと賛美の声を主にささげています。アーメン、アレルヤ。
第16回目の共同祈願は5月13日(日)~8月20日(月)までの百日間です。<以下の続き>は趣旨を手紙文にして印刷しましたが、このネット上にも公開します。ご賛同の方は、はがきで祈りの意向を池田教会宛にお送りください。
2011.12.28 Wednesday |
共同祈願
12月28日幼子殉教者の祝日に 第15回目の百日共同祈願の案内を皆様に送付しました。以下の文面は 手紙の案内と同じものです。住所を把握している方にのみ送付しています。
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第15回百日共同祈願ミサへの招き
クリスマスと新年の喜びを申し上げます。
キリストによって結ばれた兄弟姉妹の皆様へ
「人間の栄光は神にあり、神の業、そのすべての知恵、そして力の器は人間である。」(聖イレネオ司教 待降節読書課)
新しい年の息吹が吹いています。2011年を振り返れば、東日本大震災に始まる苦難につぐ苦難の連続のなかで、どれほど、被災した人々が支え合い、痛みを分かち合ってこの災害を乗り越えようとしているか、被災地の人々のことを思って、全国からボランティアが駆けつけ、どれほど自分のことのように考えて行動し、英雄的といってもよいほどに献身しているかを見るにつけ聞くにつけ、神の息吹が人の中に働き、一人一人が輝いて見えました。「言が肉となり、私たちの間に宿られた。私たちはその栄光を見た。(ヨハネ1・14)」私たちにとって、まさに人間は神の栄光を宿す器です。
まず、9月14日から11月23日までの第14回百日共同祈願の報告をしますと、864通のはがきを受け取りました。私自身は、十字架の道行と共同祈願の籠に入れたはがきの意向を、毎日のミサの奉献文の前に、司祭とともに個人的な祈りをする場面で、「神の栄光と賛美のため、また全教会と私たち自身のために、司祭(キリスト)の手を通しておささげするいけにえをお受けください。」と沈黙で祈り、以下の意向に加えて祈りました。この方法と意向は、第15回共同祈願でも続けていきたいと思います。
共同の意向:
(1)聖霊の豊かな注ぎにより、共同祈願の参加者の上に毎日が聖霊降臨の恵み、新しい霊の命に満たされますように。
(2)執り成しの祈りの連帯の輪が生まれ、現代の神への渇きを祈りで支えることができるように 執り成しの人の養成と一人ひとりに聖霊の賜物を派遣してください。
(3)目に見えない放射能汚染の脅威が一日も早く収束し、除染作業や食物の検査体制が整い、子どもたちが内部被ばくから守られ、日常生活と健康が保たれますように。
(4)首相および政府関係者、また教会の指導者など責任のある立場の人が東日本大地震の被災者のために誠実にその任務と指導力を果たすことができますように。
(5)また将来にわたる悲惨な放射能の被害を繰り返さないために、即刻原子力発電所の廃止と代替エネルギーの開発の方向へ国民の心が一致しますように。
(6)ご自分の執り成しの意向をささげてください。
第14回共同祈願は、私自身にも恵み多い期間となりました。9月12日に医者に行って、どうも声が出にくいと訴えて内視鏡で診てもらったら、声帯結節(声帯にタコができる病気)であることがわかりました。もう歌わないで、小さな声で話すように指導を受けたのです。でも、毎日、教会の祈りの賛美やミサをしないわけにはいかないので、歌わないで唱えていました。それでも、日々の祈りや賛美の歌声が思う通りでてこなくなったのです。2011年は、かなりハードなスケジュールになり、しかも真夜中に十字架の道行をして、苦しむ人との連帯を望み祈り続けていたのです。これが体に負担をかけたのでしょう。恵みを失ったときに、恵みの偉大さに気づくものです。喪失の体験とは、わたしが私でなくなるようなものです。故郷を家族を職場を突然失った人たちの悲嘆はいかばかりのものでしょう。私は、その苦しみにほんの少しでもあずかることができればと祈りましたが、喪失するとやはり心が乱れました。何の苦しみの日々もなかった私にほんの少しの苦しみでしたが、とても辛い体験になりました。この間、東北大会に参加し、無声の賛美をささげましたが、わたしの喉のために多くの方が心配して祈ってくださいました。その後、第二回アジア太平洋地区カトリックカリスマ刷新指導者会議(コタキナバル)では、1050名の参加者の賛美に満たされ、講話を聴く中で、手術をする決意ができ、明るい希望を持って帰ってきました。手術の相談に医者に行く日に、ゆるしの秘跡を受け、病にとらわれた自分を解放していただきました。そして、医者に診てもらうと、声帯結節は消えていました。どうしてかわかりません。何がよかったのかわかりません。朝のミサではまだのどは詰まっていましたが、午後には、前と同じ声が戻っていました。アレルヤ!
さて、第15回百日共同祈願は、2012年1月7日(土)から4月15日(復活節第二主日神のいつくしみの主日)までの百日間です。この期間には、聖週間が入りますが、それも含めて100日間を祈り続けます。いつもは正月元旦から始めていたのですが、年賀状と重なるため参加者の数が集まらないので、新春の第一週は、沈黙のうちにこの百日の共同祈願の意向を黙想する期間にしたいと考えました。
コタキナバルで出会った講師の方々に、日本に来ていただけるように依頼したら、快く引き受けていただきました。詳細は、も少し煮詰まってからお知らせしますが、日程だけは確保して予定に入れてくだされば幸いです。
司祭黙想会 7月2日~6日 バート パスター神父 福岡黙想の家
信徒研修会 7月11日~13日 バート パスター神父 売布 女子修道院
関東大会 7月14日~16日 バート パスター神父 会場は未定
関西大会 8月18日~20日 ホワイトヘッド夫妻 ニューアルカイック尼崎
その他、執り成しの祈りの養成講座が準備中です。
主のいつくしみに 賛美を捧げつつ 畠 基幸 CP
ながくブログからご無沙汰してしまいました。
異変はあったのです。のどが調子が悪いなと思い、うがいやトローチをなめたりしていたのですが、うまく音がでてこないという感じがありました。耳鼻科に行って、そのことを伝えると、医者は加齢もあるでしょうと私の訴えを取り合ってくれない感じでしたが、でも違和感があるのでというと鼻から内視鏡を入れてみてくれました。ああわかりました。結節です。もう歌ったり話したりしたらいけませんね。画面でみると二個丸いのが声帯の入り口にできていて、閉まる時に邪魔になってまっすぐ閉まらないことが見えました。そのほかに、声帯上にいくつか小さいものが見えました。切るしかこの結節をとる方法はないのですが、まだ小さいので、これが大きくならないように声を使わないのが一番良いだろうという診断を受けました。
いままで考えてもいなかったことが 始まったのです。修道院に入った時から、毎朝の祈りやミサで歌わない日はなく、声を限りに生涯神への賛美をささげることがわたしの喜びであり生きがいだったから、どんなときも賛美の歌をささげることで、修道生活の35年間も何も苦労を感じなかったけれども、それができなくなるとは・・・ これから歌えなくなることを皆さんに伝えましたが、やはり一番、残念なのは私自身です。祈りの声が消えていくということを考えるとその存在が無くなるような感じです。
振り返ってみると、3月11日以来、十字架の道行をしてきました。真夜中に、木にぶら下がって津波の夜をすごした人の話が心にとまり、その真夜中の時間に祈りをはじめることにしました。楽な姿勢で環境の良い場所ではなく、体のつらい時間に祈ることを始めました。あれから6か月がすぎて喉に異変が始まったのです。
睡眠不足が一番悪いらしいのです。それに喉の乾燥。ドライアイ、ドライスキン、そしてドライノド・・・私の加齢現象でもあるのです。皮膚にタコができるように声帯にもタコができるのです。わたしは声を使いすぎた感触はありませんが、声がでるのは当たり前のよう、声の健康はあまり気を使わなかったのです。これがわたしの瑕疵かな。声は天からのたまものであることを忘れていました。
3月11日、被災した人々は、さまざまな別れを体験し、その喪失感の大きさと悲嘆の強さはわたしたちの想像を超えています。十字架の道行は苦しむ人に寄り添います。「ああ、聖母よ 十字架上の御子の苦しみをわたしたちの心に深く刻んでください。」と祈ります。
その祈りに答えてくくださったかのように、大切なものを失う喪失感を味わいました。あまりに平和な生活を送っているものには、必要な体験だったのです。他者の苦しみは想像するしかわからなかったのですが、・・・。 でも、これは神からのものか信じがたいものです。
わたしは裸で母の胎を出た。裸でそこに帰ろう。主は与え、主は奪う。
主のみ名はほめたたえられよ。(ヨブ1:21)
葬儀の時には、この箇所はわたしは避けています。日本人の感覚では、宿命的な響きがすると思うからです。神の摂理を語るのが聖書ですから、苦しみには意味があると絶えず思い直し考えることなのです。
今日のミサで感じたことは、いままで気づかなかったことですが、いつも歌っていたときは自分の声しか聞こえていなかったのです。でも、歌わないで、皆さんの歌を聴いていると、一人一人の声が聴き分けられたのです。オーケストラの指揮者がすべての楽器の音色がわかるように、あの人の声、この人の声と個別の声が聞こえてきたのです。いままで自分の声が大きいので自分の音ばかり聞こえたいたのです。なるほどこれでは、神の心知る由もなかったのだと・・・ きっとこれからはもっと信者の声を聴くことができるようになればいいなと 沈み込んだ主日のミサの最後に、わたしの感じたことを話しました。
人の心の苦しみがわかる耳と
それを識別できるカリスマがあたえられますように。
また12時が過ぎてしまいました。
これから十字架の道行をして寝ます。 アーメン。
2011.09.08 Thursday |
共同祈願
第14回百日連続ミサ共同祈願への招き
兄弟姉妹の皆さまへ
✞主の平和
聖霊による刷新関西委員会
委員長 畠 基幸 神父
大型の台風12号が日本列島を直撃し、記録的な大雨で紀伊半島に大きな災害の傷跡を残し、多くの犠牲者を出しました。いまだ東日本大震災の傷が癒えぬままに、日本列島は新たな災害に見舞われました。今、この<時>のしるしに応え、私たちは、さらに心を合わせて共同祈願への取り組みを続けます。
先ず、報告ですが、前回、東日本大震災の被災者のための意向で、百日間、十字架の道行とミサで毎日皆さまの意向を祈り続けた第13回百日連続ミサ共同祈願には、725名の参加者がありました。参加者の人数は減少しましたが、十字架の道行を同伴して下さった方々に感謝を申し上げます。十字架の道行は、時間のかかる祈りです。でも、苦しむ人を面前に思い起こしながら、祈るとき、苦しみに同伴されるイエスの力と命がその人々の苦しみに現存され、励ましておられることを感じます。皆さまも、同じように感じておられるのではないでしょうか?私は、この被災者のための十字架の道行の祈りをこれからも継続して祈り続けていく決意です。
最終日となった8月28日は、聖霊による刷新関西大会の二日目にあたり、大会に参加した350名と共に感謝のミサを捧げ、皆さまからの100日祈願の意向を奉納しました。
この日の主日のミサの朗読箇所(マタイ16章21節~27節)は、十字架の道行を毎日捧げてきた私たちにとって預言的な励ましとなりました。
もう一度、その箇所を見てみましょう。すなわち、この箇所の直前では、ペトロは天の父から照らされて「あなたはメシア、生ける神の子」と告白し祝福されましたが、その直後、イエスがエルサレムで多くの苦しみを受け殺され三日目に復活すると弟子に打ち明けられると、ペトロは、「そんなことはあってはならない」といさめ始めたので、イエスから「サタン、引き下がれ」と叱責されます。「あなたはわたしの邪魔をする者、神のことを思わず、人間のことを思っている」とイエスは、ペトロが神の計画を知らず人間的なメシア像に陥っていることを指摘されました。そして、弟子たちに「私について来たい者は、自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい」(マタイ16章24節)と告げ、弟子の本来の姿を、この簡潔な言葉で示されました。私なりに咀嚼すれば、自分にとらわれず自分を目的としないで、自分の十字架を口実にして自分に限界を設けてしまわないで、第一にイエスに従う。イエスが十字架の受難と死を受けることを覚悟してエルサレムへ赴かれたように、わたしたちもまた、他者の命のために主イエスに自らを委ね、主と一つになって現在の目の前にある他者の十字架に同伴することではないかと・・・。
この「自分を捨て、自分の十字架を背負って、わたしに従いなさい」との言葉は、わたしたちが、本来の弟子の姿、キリスト者の本来の生き様に立ち返るように呼びかけています。そして、それは預言的な呼びかけ、つまり神からの呼びかけとして受けとめていかなければならないと思います。それは、わたしたちが一つの群れとしてキリストに結ばれ、全キリストとして執り成しの祈りをする預言的促しの呼びかけであると確信しました。
(続く)
第14回百日連続ミサ共同祈願PDF版
奉納用はがきPDF版
2011.05.18 Wednesday |
共同祈願
✙主の平和が皆さまと共にありますように!
3月11日に発生した東日本の大地震、大津波、放射能汚染事故は、被災地に甚大な被害と爪痕を残しました。このような災害を目の当たりにして、皆さまには、何かに駆り立てられるように被災者の方々のために犠牲と祈りをささげておられることと存じます。
わたしも、あの日、3月11日は四旬節の第一金曜日にあたり、その日から始めた十字架の道行は、毎日終わることなく続けております。福岡の西新教会では毎夕聖体の前で1時間祈る聖時間が主任司祭により始められ、祈りの会のメンバーは熱心に参加しているとのことです。また、「聖霊による刷新全国委員会」と「聖霊による刷新関西委員会」は、合同で震災の翌週、緊急共同祈願をハガキで「キリストのうちにひとつになろう」と呼びかけました。こうして全国で一つになり、困難な状況に直面している人々に寄り添い、祈りと愛を持って、執り成しの祈りをささげました。聖母と共に、ゲッセマネの園から主の十字架の道をたどり、カルワリオの丘まで、悲嘆と苦難の軛を担う「十字架の道行」に同伴するように祈りをささげました。
早速、被災した方々からお手紙をいただきました。
①「お見舞いありがとございます。お陰様で、わたし自身は古いアパートの破損による修理の心配くらいの被害でしたが、浜に住んでいる親戚方に家が洗われたり流されたり未だに行方がわからない姪夫妻のことが心配で頭いっぱいです。主に委ねるしかない事も分かっていますが、緊急共同祈願の意向の祈りの文面で救われた気がします。ありがとうございます。早速お祈りしましたが、お陰様で心が落ち着き平安を得ました。お祈りして参ります。姪夫妻だけでなく、行方不明の人々が大勢です。必死に探している様子が人づてに耳に入ってきます。テレビでも報じている映像に重なりつらいです。でも主のみ旨にお委ねします。全てを善になさる方ですから。ありがとうございました。」
②「先日は、早々と励ましのおはがきをいただきまして、とても励みになりました。わたしのところでは、お陰様で津波による被害はなかったのですが、電気、ガス、水道と長らく使えなかったので、とまどい、何と言っても余震の恐ろしさにふるえる毎日でした。このごろはやっと自分を取り戻し、元気も出てきました。主人の実家は南三陸町ですので、妹は亡くなり、親類の方々も震災にあわれています。皆さま方と共に、早く立ち上がることができますように 祈っていただきたいです。」
「キリストのうちに一つになろう」という言葉に励まされたという手紙もありました。被災地からのこのような手紙で私たちは勇気づけられます。わたしたちの祈りを必要としている人がいる。わたしたちの祈りはキリストの奉献の祈りに結ばれて被災地の皆さまに届きます。「緊急共同祈願」のハガキは999枚印刷し、これまで共同祈願に参加した方々や全国大会に参加した方々にお送りしました。北海道から沖縄まで、「聖霊に満たされて、キリストのうちにあって一つのからだ、一つの心」となってわたしたちは祈りました。
また、1月1日から始めた第12回百日共同祈願には、930名の参加者がありました。特に大震災以降、祈りの必要性を感じた人々から百日を経過した4月10日以降も共同祈願の祈りに加えてくださいと何通も届いています。執り成しの祈りに信頼して共同祈願をささげる人がさらに増えるのではないかと感じております。
今こそ、わたしたちは祈り続けなればならないと信じます。祈りを最も必要とする時だからです。ご一緒にキリストの祈りに結ばれて祈り続けましょう。
(PDFファイル 2個添付しています。)
第13回百日共同祈願への招き
第13回共同祈願 共同奉献のハガキ
<共同祈願への招き> 下の続きをクリックする
Dear Dawn,
If you can get back to Father Paul Hata in Japan, please remind him that Eucharistic miracles do happened in Japan during the World War II. There were two monasteries in the cities which the United States dropped the atomic bombs (the atomic bombs were dropped only a few blocks off their
monasteries), the monasteries remained untouched and the priests survived.(広島、長崎? どこの修道院でしょうか?)
It is because they had the perpetual adoration in their monasteries.
As in the message given by our Lady in Fatima, she asked us to make reparation for our sins and the sins of the world. Having the perpetualadoration (永久聖体礼拝) is one of the great ways to make reparation for our sins.
I think it is time to encourage the Church in Japan to have the PerpetualAdoration and to do the 3 o'clock prayer to Jesus imploring His mercy. (午後3時に聖体礼拝をおこなう)
The 3 o'clock prayer:-(午後3時の祈り)
"You expired Jesus, but the source of life gushed forth for souls, and the ocean of mercy opened up for the whole world. O Fountain of Life, unfathomable Divine Mercy, envelop the whole world and empty Yourself out upon us. Holy God, Holy Mighty One, Holy Immortal One, have mercy on us and on the whole world. Holy God, Holy Mighty One, Holy Immortal One, have mercy on us and on the whole world. Holy God, Holy Mighty One, Holy Immortal One, have mercy on us and on the whole world. Jesus, I trust in You!"
Quoted from the Diary of St. Faustina:-(シスターファウスティナの日記からの引用)
"AT 3 O'CLOCK, IMPLORE MY MERCY, ESPECIALLY FOR SINNERS; AND, IF ONLY FOR A BRIEF MOMENT, IMMERSE YOURSELF IN MY PASSION, PARTICULARLY IN MY ABANDONMENT AT THE MOMENT OF AGONY. THIS IS THE HOUR OF GREAT MERCY FOR THE WHOLE WORLD. I WILL ALLOW YOU TO ENTER INTO MHY MORTAL SORROW. IN THIS HOUR, I WILL REFUSE NOTHING TO THE SOUL THAT MAKES A REQUEST OF ME IN VIRTUE OF MY PASSION..."
翻訳してみてください。
「ひとつになろう キリストのうちに」
▼緊急共同祈願の意向▲
東北関東大震災による国家的危機に際し、「聖霊による刷新全国委員会」は、執り成しの祈りを呼びかけます。主は、困難な状況に直面している人々に寄り添い、祈りと愛をもって執り成すように私たちを促されます。(マルコ13:20)
意向:信じる者には「毒(放射能を浴びて)飲んでも決して害を受けない」(マルコ16・18)とあるように、放射能汚染から原発事故処理関係者と日本国民が守られますように。
★震災で亡くなられた人々のために、また悲しみのうちにある家族と友人のために、聖母と共に、ゲッセマネの園から、主の十字架の道をたどり、カルワリオの丘まで、悲嘆と苦難の軛を担う「十字架の道行」をささげます。
「イエスよ、あなたのみ国においでになるときには、わたしたちを思い出して下さい。」
聖霊による刷新全国委員会
(文責 畠 基幸 神父)
2011.03.17 Thursday |
共同祈願
友人の皆さま
このたびは東北関東大地震によって甚大なる被害が出ています。ほとんどすべての人が心を痛め、心配しておられることでしょう。地震や津波だけでなく、今回は原発までが被害を受け、深刻な放射能漏れが収まりそうにありません。
このような未曾有の危機に直面しながら、実際に支援することはかなり限られています。遠くにいるキリスト者としてできることを考えたとき、まずは祈りによる支援が大切ではないでしょうか。
そこで、皆でともに祈ろうと思います。もちろんすでに祈っておられる方は多いでしょうが、ともに心を合わせて祈るならば、さらに大きい支援になると思います。
本日3月17日は長崎の信徒発見の記念日で、25日は神のお告げの祭日です。ちょうど9日間ありますので、その期間、ノベナの祈りとして、ともに祈りをささげましょう。
意向は次の3つです。
①被災者への支援が十分に行き渡りますように。
②亡くなられた方の永遠の安息。
③原発の事故の被害が最小限に抑えられ、無事に収束
していくように。
祈りの内容は自由に決めてください。例えば、毎日、ロザリオ1環とか、十字架の道行とか、黙想15分などです。やりやすいものを決めておくと、9日間続けやすいです。
祈る時間帯は自由にしましょう。毎日同じ時間は無理でしょうが、とにかく毎日欠かさず祈ってください。
またそれに伴って、何か小さな苦行をささげることも勧められます。
現在の危機がさらに拡大していくかもしれませんが、何よりも天地万物の支配者である神に対する揺るぎない信頼をもう一度確認しましょう。神こそ、私たちの真の支えです。いたずらに心を動揺させたり、パニックになる必要はありません。この現実を冷静に受けとめ、苦しんでいる人びとと連帯の心で祈りをささげましょう。そして、可能なところから、具体的な支援活動も始めていきましょう。
「全能永遠の神よ、今、日本は大きな災害の危機に瀕しています。今こそ、私たちにあわれみの目を注いでください。私たちに信頼・平安・勇気をお与えください。特に被災された方々をお守りください。亡くなった方々の魂を天国へと受け入れてください。さらに原発の損傷から来る被害が拡大していますが、これが最小限に収まるように特別の恵みをお与えください。復旧活動に直接たずさわっている方々に特に危機を乗り越える力と恵みをお与えください。私たちは罪深い
者ですが、私たちの罪を悔い改めつつ、あなたの限りない愛に信頼します。主よ、ひれ伏してお願いします。主イエスのみ名によって。アーメン」
英 隆一朗(イエズス会司祭)
2011.03.17 Thursday |
共同祈願
岩手県(花巻)のYさんから電話がありました。電話が回復したとのことで無事の知らせがありました。ストーブの灯油や車のガソリンが不足しており、スーパーマーケットも品切れで店の陳列棚に商品がほとんど消えてなくなっているとのことです。寒さと食料品の対策が急務ですとのこと。Yさんは、地震当日仙台市内の元寺小路教会で祈り会の最中、地震の揺れに遭遇、ただちに国道4号線を通ってラジオを聞いて帰宅できたが、反対方向の仙台市方面は渋滞していたとのことです。青森県の方から物資は搬入され始めたので、もう少し我慢ですが希望が出てきているとのことでした。(7日目)
茨木県(さいたま教区)笠間市のイエズスとマリアの聖心会の助祭中沢亨次郎さんは、食料物資が不足して10名の司祭を食べさせるのに苦労しているとのことです。被災地へは司教様が訪問してくれたのでほっとしたとのことでした。
被災地へは菊池司教、谷司教が向かっており、大阪からは神田神父が向かっているとのことです。
支援拠点地が決まれば 支援活動が始まることになります。それまでは 被災者の苦しみと悲しみに寄り添うことができますように、主が救いの手を速やかに伸ばされますように わたしたちの祈りと犠牲とカンパをささげましょう。
3月17日付で 仙台教区の平賀 徹夫司教さまから日本の教会の皆さま宛に <東北関東大震災>募金の呼びかけのお願いが各教区本部に届き、大阪教区本部からも各小教区に転送されています。
「仙台教区サポートセンター」が仙台司教区センター元寺小路教会に開設されました。仙台教区内の教会及び教会関係の諸施設の復興と被災した信徒及びその家族のための募金を受け付けています。
郵便振替口座番号 02260-9-2305
加入者名:カトリック仙台司教区本部事務局
通信欄に 東北関東大震災仙台教区支援 と記入のこと