マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


 祈りの作業場

信仰の女 神に頼る人

 2月20日  7時 ~ 9時
      カール記念館
      参加者 6名 ガイド 2名

      
前回の課題の進捗状況:
 沈黙 -体の呼吸に意識を集中する
 分かち合う・・・ 

導入:聖マリアの中に信仰の模範。第二バチカン公会議、マリアー信仰の旅をつづけた方。巡礼者。・・・

1 今日のみことば: ルカの福音 1章26節~38節

  各自の印象に残った所を披露する。
  「神にはできないことは何一つない」
  「わたしは主のはしためです。お言葉通りに、この身になりますように」
  「おめでとう。恵まれた方。主があなたと共におられる」

*神の沈黙を前にして母マリアは心の中で黙想しながら求めていた。

メッセージ要点
 第一部 a)探しもとめていた。なぜなら何も知らなかったから
     b)君臨されるのではなくはしためとなられた。
     c)苦しい巡礼者、つまり求めても見つけられませんでした。
 
 第二部 a)無敵な女。
     b)福音はマリアの心の中で生まれた。
     c)イエスの言動とすべてをアーメンの態度で受けとめる。

信仰の説明:
 
 「マリアはある貧しい村の一人の謙虚な女であり一人の職人の妻、そして母でした。一切れのパンを食べるために苦労して挽き臼で小麦を挽きました。マリアは頭の上に水瓶を乗せてナザレの泉に出かけて行き、その小麦粉を捏ねるために水を持って帰らなければなりませんでした。また、いつものように近くの小高い山に登って行き、自分の手で枝や藪を切り、それら全部を自分の背中に背負って運んで帰らなければなりませんでした。家では数頭の仔山羊の面倒をみたり、数羽の鶏に餌を食べさせたりしなければなりませんでした。これが母マリアの生活でした。だから決して繊細な王女のような方ではありませんでした。母マリアの偉大さは高貴な女としてではなく、神とその兄弟たちの婢女としての生き方でした。信仰が厚く貧しい人々の一人でした。人々を至福の精神へと導きながら静かに歩む一つの道であり、一人の仲介者でした。そしてカナの婚宴の最中に見られるように控えめで謙遜な方でした。」 
 
 ガイド分かち合い: マリアさまはイエスさまのおむつを洗ったと聞いて 大きな気づきと感銘をうけ、マリア様への親しみをあらたに感じたとのこと・・・

わたしの反応:
 第二バチカン公会議後には、受肉の神秘がいっそう脚光をあびています。そして秘跡論は受肉の神秘に基づいて再構築された。いろいろな形でこれは見受けられる。
 
「教会は、洗礼による祭司職、叙階された奉仕的祭司職とによって構成された祭司共同体として、秘跡を行います。(教会法1132)」

2 祈りの様式:視覚の祈り 
 *イコンを見て祈る
 初めに、聖霊来てくださいと祈る。
 それから、観察して一体化する。 
 回心する。日常の生活でどのように生かしていくか?
 何をわたしに語りかけているのか ご絵の中に入っていく。

 *ロザリオの祈りをする  玄義を思い起こす(イエスの御生涯)

3 生活体験
  
 1週間、一日中 「マリアの精神のうちに」生きることに専心する・・・
 マリアの沈黙、尊敬、賢明
 マリアとヨセフの接し方 夫、父 働く人ヨセフの人柄は
 母マリアとイエスとのかかわりは?
 貧しさと安らぎ 愛の模範であったナザレとの聖家族はどのようなものだったのでしょう。

 祈りの作業場  第三集会

信仰の巡礼者

 2月13日  7時 ~ 9時
      カール記念館
      参加者 5名 ガイド 2名
      
前回の課題の進捗状況:
 歌
 分かち合う・・・ 

導入:信仰は感じるよりは知ることです。明白さよりも確信をもつことです。感動するよりも納得することです。信じることは委ねることです。自分自身を委ねることは、疲れを知らず、主の御顔を求めてその後に常に従って歩むことです。・・・

1 今日のみことば: 出エジプト記 33章7節~23節
  各自の印象に残った所を披露する。


メッセージ要点
 第一部 a)立ち上がって神の後を慕い歩み始めます。
     b)大人の信仰 子供ぽい信仰
     c)一つの賭け
 
 第二部 a)嘘空に向って飛びます。
     b)神の沈黙
     c)イエスの言動とすべてをアーメンの態度で受けとめる。

信仰の説明:
 
 誰かが私に近づいて「あなたは御存じですか、昨晩誰かがこの家の側を通って行きました」と話します。私は彼に「あなたはその人を見ましたか」と質問します。彼は「いいえ見ませんでした」と答えました。「それではどのようにして誰かがここを通ったことを知っているのですか。」彼は答えます。「ここに足跡があります」。ここに私たちの信仰を支える二つの現象が現れています。それが暗闇と確実性です。「ある暗闇」つまり誰もその人を見た事がありません。しかし、昨晩誰かがここを通ったことをその足跡を見た人が皆知っています。

わたしの反応:
 カトリック教会の秘跡の考え方が背景にあるかな・・・

 
「秘跡はキリストによって制定され、教会にゆだねられた恵みを実際にもたらすしるしであり、これによって、神的いのちがわたしたちに授けられます。諸秘跡の見える儀式は、各秘跡に固有な恵みを示し、実際に与えます。 ・・・」

2 祈りの様式:聴覚の祈り

 ここでは、簡単な謝禱を繰り返す。 
 主イエス わたしはあなたを愛します。 イエス、マリア、ヨセフ
 短いみことばを繰り返す。

3 生活体験
  一日中 信仰の精神に生きることに専心する・・・
 背後に何かあるだろうか。主はなんとおっしゃっているのだろうか?などなど 自分に問いかける。
 過去の歴史に神の足跡が・・・

 祈りの作業場 第二集会

「あなたが御父を知っていたならば」
 今日のことば:ルカ 15章1節~24節

録音テープ メッセージ要約
 第一部 
 (a)イエスはわたしたちに御父の愛について語られます。
 (b)さまざまなたとえと比喩で語られます。
 (c)イエスは御父の愛の最高のことばです。

 第二部
 (a)イエス・キリストはそのようにお話になりました。
 (b)御父へのあこがれ
 (c)結局、すべては「愛」となります。

録音テープ: 印象に残った所を書き写す。

 愛されるまま 愛されることを知る・・・この論理はイエスさまにあります。「父が私を愛しておられるのと同じように私はあなたがたを愛した。あなたがたも互いに愛し合いなさい」と。

「これらの言葉はイエスの神秘を表しています。イエスは父の無限の優しさを感じ、そこから生まれてきたのが、あのイエスの自由であり、またしあわせでした。イエスは、人にとってしあわせとは何か、自由であるとは何かが分かりました。そこでイエスはもうナザレにいることができなくなり、御父の永遠、無償の愛の福音をのべ伝え始められました。」

第二集会の祈りの様式について

 祈りの様式: 書く祈り・・・

 みことばを読んで、御父に向って手紙を書く。(作業)
わたしの場合:
 主よ、わたしたちの父よ、どうかわたしの心を導いてください。私はあなたのものです。あなたなしには無にすぎません。主よ どうか来てわたしの手をとってください。あなたはわたしをご覧になります。わたしはあなたの前でどまどい恥じらいます。主よ、わたしは何もない。無にすぎません。何もわたしには語ること、話せること、さしあげるもの、誇れるものはありません。どうかあなたの愛でわたしを満たしてください。
これまでも、あなたはすべての善いものを備えてくださいました。何も心配することがないようにわたしを整えてくださいました。ありがとうございます。これしか言葉がありませんが、まことにあなたのすべての恵みにに感謝します。何もできない何ものでもないわたしをあなたはあわれみ、慈しんでくださいました。どうか、あなたのみ心のままにわたしをお使いください。しもべは喜びます。


 
「この集会を終えるに当たり、二つの結論がある。
第一は、愛するために熱中せよ。
第二は、愛によって愛に応えよ。
なぜならば、聖性とは愛の告知に対し、愛で応えることにほかならないからである。」
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 アルファ・コース (フォローアップ アルファⅢ)案内

アルファコースⅡ(新約聖書 ルカの福音のビデオ観賞)が終了し、キリスト教への理解がさらに深められたことと思います。さらに今回、アルファコース終了者のフォローアップとしてアルファⅢを企画しました。

 このコースは、旧約聖書のDVD(手塚治虫 漫画聖書 最新作)を楽しく見ながら、気楽に旧約聖書になじんでいただくことを目的としています。前回同様、気楽にご参加いただき、さらに親交を深めていただければ幸いとご案内申し上げます。これまでのアルファⅠ・Ⅱに参加されていない方でも、このアルファコースⅢからでも参加いただけます。キリスト教に全く縁がなかった方を対象にしています。退職後の生きがいを求めている方々にお勧めできます。きっとお仲間になることができるでしょう。

             記

1 開催日 (各土曜日) 1月24日、31日
             2月7日、21日、28日
             3月7日、21日、28日
             4月4日、18日、25日

2 時間  10時30分 ~ 13時10分
3 場所  カール記念館 1階集会室
4 会費  各回 500円 (昼食代を含む)
5 タイムスケジュール
      10:00   スタッフ集合(打ち合わせ、祈り)
      10:30 ~ 11:40
        休憩
      11:50 ~12:30 分かち合い
      12:30 ~13:10 食事 

  食事終了後 スタッフ全員で後片付け (約30分)        

 祈りと生活の作業場

オリエンテーション
 午後7時~9時
 少し寒さが感じられる集会室で全部で11名集まる。自己紹介、どうして教会に来るようになったのか、この会に参加するようになったのか、洗礼の恵みの体験談などなど、
 ここに来るように 神がお招きになったのだと理解できるようになることをガイドは情熱的に説明された。親しい神との交わりの祈りへの招きだから・・・
祈り・・・
65番  向かい合って
 
わたしの命の主よ
 向かい合って
 あなたのみ前にとどまっていてもよろしいでしょうか
 手を合わせわたしはあなたのみ前におります。
 あらゆる世界の主よ
 あなたに向かい合ってわたしはおります。


 ガイド 川瀬・森田
 祈りの会の目的と方法などが紹介された。
 テキスト 「出会い (Encuentro) 」祈りのための手引き
       イグナチオ・ララニャガ著(カプチン会司祭)
       翻訳監修 フスト・セグラ神父
            齊藤公江・森田聡子(協力者)

 この他に毎回プリントが手渡されること、それはその週の祈りの課題となることなどの説明。また、堺教会と仁川教会での祈りの作業場に参加した体験談のプリントが配られた。
全部で15回 毎回2時間のセッション 大丈夫かな・・・

 参加者からちょうど四旬節に重なり合うのでよかった。昨年はみことばの黙想をしたので今回は祈りの方法を学べるので大変よかった。一番知りたいこと、やってみたいことだったのでぜひとも最後まで続けたいなどの抱負が語られた。 
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 講座案内

新しい年の希望のうちに講座の紹介をいたします。

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祈りの作業場
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 1月23日(金曜日) 毎回夜7時から9時までカール記念館にて
昨年 「祈りの作業場」のメンバーがスライドショーでミサの後説明されたことを覚えておられますか? いよいよ具体的に参加者の募集して始める段取りとなりました。15回連続で講座に出席することが大切です。祈りの方法が具体的にわかるので一度は学んでみることをお勧めします。
 1月4日(日)ミサのあと「祈りの作業場」のメンバーが皆様を勧誘するためお誘いのパンフレットを用意しています。

                   (畠)
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祈りの作業場とは?

 この「ISS」(祈りの作業場)とは、信者たちに祈ることを学ぶための実践的な方法
を伝えるのが目的です。最初の第一歩から感想の深い祈りに到達までの15週間の短期
集中講座です。15週間といっても一回講座をうけて学び、それを自宅で実践するのです。

 この講習会は実践的なものです。だから「作業場」という名称があります。作業場では働きながら学び、学びながら働くという原則です。つまり、祈りながら祈ることを学ぶのです。愛情のこもった関心、感情を高め、神との交わりの中で「主(あなた)と「わたし」のパートナーと言えるほどの関係を築くのです。

 祈りの作業場では、一歩一歩神とのパーソルな関係に入ることを学び、信仰と愛において「神」を「主(あなた)」と敬い、礼拝する情熱的で密度の濃い交わりと集中力を養います。そのため種々多様な形式を学び、自分の一番ふさわしい形の祈り方を選ぶことができるようになります。ご自分の霊的な段階にふさわしい祈りや個人の条件にかなうもっともふさわしい方法を二、三を選ぶのです。

 祈りは何よりも恵み、神の賜物であると理解すると同時に人間活動にかかわることなので技、学ぶべき技術でもあると理解して、そのため、祈りの作業場では、
(1) 方法論を学び、
(2) 訓練期間を設け
(3) 集中的な実践を行うのです

 どうですか、この「祈りの作業場」に関心がありますか?
池田教会でも、この講習を企画し実践したいとおもいます。興味のある方はお申し込みください。(畠神父・松下様まで)
1月23日(金)午後7時~9時 最初の講座を始めたいとおもいます。



 

 聖書百週間

カトリック新聞(2008年11月16日号)トップ面の記事では、聖書百週間について紹介があります。パリ外国宣教会のマルセル・ルドールズ神父(89才/在フランス)と援助修道会Sr永田柏(ミズエ)の二人が34前、1974年に始まったことを振り返って述懐しておられます。「ねらいとしては、洗礼後のアフターケアの必要性があったが、神父は教会刷新のために信徒教育が必要と考え、また中国で共産主義が入ってきた追われた体験から、信徒に伝えておかないと人々に伝わらない、またこれから司祭もいなくなるのでと日本の教会の将来を見据えて、特別な指導者なしで、信徒同士で聖書全体を百回かけて通読する方法を始めたのですと・・・方法は、前もって宿題として読む聖書箇所の主要点についてルドールズ神父が作った補助テキスト(旧約二冊と新約一冊)を用いて学びます」(同上記事抜粋)

池田教会でのクラス風景: 
 百日池田教会での聖書百週間、日生中央教会での聖書百週間は、主に大きな内山神父、デニス神父によって続けられてきました。現在はデニス神父の信仰入門講座がその聖書百週間の方法を続けています。今回12月から、また始まります。信者さんたちと共に聖書百週間をするなかで徐々に聖書の理解を深める方法です。聖書百週間は聖書通読ですが、課題の個所を読んでまとめてきて皆さんがお互いに皆の前で準備したものを読み分かち合います。そのとき、互いに意見や質問を浴びせず、最後に神父がポイントをまとめて、それぞれがみことばから得たインスピレーションで祈ります。
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 アルファコース (フォローアップ)開始

アルファコース終了者を対象としてアルファⅡ(フォローアップ)が始まりました。 新約聖書(ルカの福音)のビデオ観賞を通して、気軽に聖書になじんでいただくことを目的として始めます。

 開催日  10月25日(土) 11月15日(土)、22日(土)、29日(土)
      12月6日(土) 計 5回

 時 間  10時30分から13時まで
 場 所  池田教会 カール記念館1階集会室
 会 費  500円 (昼食代)

 タイムスケジュール
  10:00 スタッフ集合
  10:30 ~ 11:30 ビデオ観賞
  11:40 ~12:20 分かち合い

  12:20 ~13:00 食事  解散

 聖書深読法による 聖書研究会 紹介 

聖書の分かち合いとして聖書深読法を使って行っている聖書(福音)の研究会は以下のとおりです。いずれも畠神父が主催しております。
参加希望者はご連絡ください。 なお開催の日程は出張などで変わることがあります。

 毎月 一回 

 第一日曜日 午後 2時から4時半まで
 翌週の福音箇所を聖書深読(注)にて分かち合います。
 場所 池田教会 カール記念館 二階 
 世話人 中岡 美千代


 毎月 一回
 第四金曜日 夜 7時から8時半まで
「聖書を楽しく読む会」 聖書深読法により翌週の福音箇所
 場所 宝塚黙想の家
 世話人 乾 真理子
 
 毎週 火曜日 夜 8時から9時半まで
 翌週の「聖書と典礼」の分かち合い
 場所 日生中央教会
 世話人 小倉 摂子

聖書深読法とは:
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 第一回アルファ コース 講座終了 

 9月20日(土) 10時半から1時まで 15回の講座が終了しました。
 講座生と記念写真
アルファ02


 池田教会では、松下良平(現評議会長)さんがアルファの講座を開くアルファ事務局主催の勉強会に参加し、一年間をかけて準備しました。
 第一回アルファコースは、今年の4月19日から9月20日までの約5か月間のキリスト教の勉強会として呼びかけ開きました。土曜日の10時半から1時半まで、雑談に始まり、40分のビデオ(全部で15回)を見て、お茶を飲みながらビデオをの感想を話し合ったり、わかりにくかった箇所の質問のやり取りをして楽しいいざっくばらんな雰囲気の中で行います。世話役は松下さん他福音宣教委員が主にホスト役やホステス役をして、会を進行させ、毎回二三名のアシスタントが分かち合いの聞き役や自分の体験を分かち合いをして友達になります。こういう方が、あるいはこういう方でも、信者さんにおられるのだと安心していただくのが眼目です。今回は長年教会になじみになっていてもミサの祈りや信者さんの交わりには参加されない信者さんの連れ合いや聖書講座に参加しても信者さんとの交わりを持たない方を対象にお声をかけました。おおむね講座は好評で、一回しか参加しないと公言しておられた方も最後まで無欠席だった方もおられます。

アルファコースとは何か?(資料)
「カトリックのためのアルファ」という小冊子がありますが、そこにいろいろな疑問に答える質疑応答形式の紹介文があります。詳細はその本をご覧ください。
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