シスター メアリー 逝去
女子御受難修道会のアメリカ人修道女 Sr Mary Catherine Amrhein は、修道院で2月28日(土)朝10時 天に召されました。いつも朗らかで笑顔のすばらしいシスターでした。修道生活の模範を示し、樫の木のように直立の精神と志は最後まで修道会と修道女たちを支えました。御受難会の司祭のために祈ることをご自身の生涯の召命として一生懸命にその使命を果たしました。最後まで祈りつづけるその美しいお姿は天国での永遠の喜びにあふれていました。
1921年11月26日 米国 ピッツバーグ市で誕生
1946年9月15日 御受難修道女会に入会
1948年9月26日 誓願
1957年9月15日 来日
2009年2月28日 帰天
3月1日 夜7時より通夜が行われました。司式 デニス神父
3月2日 朝10時より葬儀 司式 國 井 神父
1921年11月26日 米国 ピッツバーグ市で誕生
1946年9月15日 御受難修道女会に入会
1948年9月26日 誓願
1957年9月15日 来日
2009年2月28日 帰天
3月1日 夜7時より通夜が行われました。司式 デニス神父
3月2日 朝10時より葬儀 司式 國 井 神父
2月27日 悲しみの聖母の聖ガブリエル修道者
二月二七日
悲しみの聖母の聖ガブリエル修道者 (祝日)
悲しみの聖母の聖ガブリエルは、一八三八年ウンブリアのアッシジに生まれた。
非常に若い頃スポレトの学校に通い、俗世に強く魅了された。しかし、神の恵みの召命があり御受難修道会に入会し、この世に対しては十字架に付けられて生き、神と親密に結ばれたので彼はすべての聖徳―特に謙遜と従順―の模範となった。さらに聖ガブリエルは悲しみの聖母を深く敬愛し、そのことが、聖性に至る理由となった。彼は一八六二年二月二七日、アブルッツィのイゾラ・グラン・サッソーで亡くなった。彼の墓の側には大きな聖堂、巡礼者や黙想者のための施設が建てられた。一九二六年、聖ガブリエルはイタリアのカトリック青年の守護聖人となり、一九五九年にはアブルッツィの大守護聖人となった。
悲しみの聖母の聖ガブリエル修道者 (祝日)
悲しみの聖母の聖ガブリエルは、一八三八年ウンブリアのアッシジに生まれた。
非常に若い頃スポレトの学校に通い、俗世に強く魅了された。しかし、神の恵みの召命があり御受難修道会に入会し、この世に対しては十字架に付けられて生き、神と親密に結ばれたので彼はすべての聖徳―特に謙遜と従順―の模範となった。さらに聖ガブリエルは悲しみの聖母を深く敬愛し、そのことが、聖性に至る理由となった。彼は一八六二年二月二七日、アブルッツィのイゾラ・グラン・サッソーで亡くなった。彼の墓の側には大きな聖堂、巡礼者や黙想者のための施設が建てられた。一九二六年、聖ガブリエルはイタリアのカトリック青年の守護聖人となり、一九五九年にはアブルッツィの大守護聖人となった。
灰の水曜日前の火曜日 ①読書課
第二朗読 ①
聖ビンセンシオ・ストランビ司教
「イエズス・キリストにおける私達の宝」より
The Treasures Which We have in Jesus Christ by Saint Vincent Mary Stranbi, bishop (Vol.III, pp. 210-214)
ゲッセマニの園でのキリストの苦悶
イエズス・キリスト、あらゆる徳の主である方は苦しみながら、すさまじい暴力を加えられて死の嫌悪が彼を襲うことを許された。そして勇敢に戦われた。燃える愛によってイエズスは自らの存在の高みにおいて、永遠の父に人類の救いのための完全ないけにえ を捧げておられた。イエズスの魂は強靭であったので、大きな苦悩と恐怖に襲われた人に起こるように血が心臓に流れ込んで来た時に、彼はあらゆる慰めが奪われて苦しむことを望み、 神の勇気の圧倒的な強さによって血を再び押し出したのだ。このように、イエズスの大きな努力と、また過度の痛みによって、彼の心はワインが搾られるかのように苦しめられ押しつぶされた。彼の全身は汗をかき始め、汗が血の滴るように地面に落ちた。こうして、その血はイエズスの心の声となり、彼の愛と悲しみの卓越した偉大さを明らかにした。
ああ、キリスト者よ、最も尊い血で贖われた者たち、ここに立ち止まり尊敬と同情を持ってこの神秘を黙想しなさい。愛と悲しみが大きすぎる故に噴き出したこの血が見えないだろうか? この血に罪への悲しみと贖い主の愛が反響しているのが分からないだろうか?この聖なる汚れのない血はその永遠の有効性によって、最も鋭く突き刺すような悲しみと燃えるような愛を呼び起こさないだろうか?キリスト者よ、よく考えなさい。そして神の知恵と愛の宝の中へ入って行きなさい。今まだここには死刑執行人は来ていない。鞭打ちも茨もない。肉を裂き静脈を切り血を溢れ出させるような釘もない。これらすべての苦しみの間際で、イエズスはそれを進んで愛によって受ける準備をする。しかし今、寛大な愛だけがある。この愛によって彼は愛する父に対する反抗を敏感に感じ、また、永遠の優しさを持って彼が愛する魂の破滅を感じる。それは血の汗をかくほどの苦悩の中で死に至るほどの悲しみによってイエズスを圧倒する愛なのだ。
そして、すべての痛みと苦しみを味わった後、イエズスは地に伏して倒れ、おびただしい血を流した。髪は血にまみれ、血の汗が顔を覆っている。肩と胸から血が流れ全身を覆い、衣を濡らした。さらに、大量の汗が地に流れ落ち続けた。それでも、私達の主イエズスは彼が救おうとする人々への慈しみと愛に溢れ、天の父にさらに熱心に祈られた。祈りながら死の痛みに苦しんだ。しかし祈ることを止めなかった。
答唱
先 イエズスはペトロとゼベダイの二人の子を連れて、ゲッセマニというところへゆき、うれい悲しみにとらわれ始めた。
答 「わたしの魂は悲しみのあまり死ぬほどである。ここにいてわたしといっしょに目を覚ましていなさい」と言われた。
先 イエズスは苦しみもだえ、いよいよ熱心に祈られた。汗は血のしずくのようになって地にしたたり落ちた。
答 「わたしの魂は悲しみのあまり死ぬほどである。ここにいてわたしといっしょに目を覚ましていなさい」と言われた。
聖ビンセンシオ・ストランビ司教
「イエズス・キリストにおける私達の宝」より
The Treasures Which We have in Jesus Christ by Saint Vincent Mary Stranbi, bishop (Vol.III, pp. 210-214)
ゲッセマニの園でのキリストの苦悶
イエズス・キリスト、あらゆる徳の主である方は苦しみながら、すさまじい暴力を加えられて死の嫌悪が彼を襲うことを許された。そして勇敢に戦われた。燃える愛によってイエズスは自らの存在の高みにおいて、永遠の父に人類の救いのための完全ないけにえ を捧げておられた。イエズスの魂は強靭であったので、大きな苦悩と恐怖に襲われた人に起こるように血が心臓に流れ込んで来た時に、彼はあらゆる慰めが奪われて苦しむことを望み、 神の勇気の圧倒的な強さによって血を再び押し出したのだ。このように、イエズスの大きな努力と、また過度の痛みによって、彼の心はワインが搾られるかのように苦しめられ押しつぶされた。彼の全身は汗をかき始め、汗が血の滴るように地面に落ちた。こうして、その血はイエズスの心の声となり、彼の愛と悲しみの卓越した偉大さを明らかにした。
ああ、キリスト者よ、最も尊い血で贖われた者たち、ここに立ち止まり尊敬と同情を持ってこの神秘を黙想しなさい。愛と悲しみが大きすぎる故に噴き出したこの血が見えないだろうか? この血に罪への悲しみと贖い主の愛が反響しているのが分からないだろうか?この聖なる汚れのない血はその永遠の有効性によって、最も鋭く突き刺すような悲しみと燃えるような愛を呼び起こさないだろうか?キリスト者よ、よく考えなさい。そして神の知恵と愛の宝の中へ入って行きなさい。今まだここには死刑執行人は来ていない。鞭打ちも茨もない。肉を裂き静脈を切り血を溢れ出させるような釘もない。これらすべての苦しみの間際で、イエズスはそれを進んで愛によって受ける準備をする。しかし今、寛大な愛だけがある。この愛によって彼は愛する父に対する反抗を敏感に感じ、また、永遠の優しさを持って彼が愛する魂の破滅を感じる。それは血の汗をかくほどの苦悩の中で死に至るほどの悲しみによってイエズスを圧倒する愛なのだ。
そして、すべての痛みと苦しみを味わった後、イエズスは地に伏して倒れ、おびただしい血を流した。髪は血にまみれ、血の汗が顔を覆っている。肩と胸から血が流れ全身を覆い、衣を濡らした。さらに、大量の汗が地に流れ落ち続けた。それでも、私達の主イエズスは彼が救おうとする人々への慈しみと愛に溢れ、天の父にさらに熱心に祈られた。祈りながら死の痛みに苦しんだ。しかし祈ることを止めなかった。
答唱
先 イエズスはペトロとゼベダイの二人の子を連れて、ゲッセマニというところへゆき、うれい悲しみにとらわれ始めた。
答 「わたしの魂は悲しみのあまり死ぬほどである。ここにいてわたしといっしょに目を覚ましていなさい」と言われた。
先 イエズスは苦しみもだえ、いよいよ熱心に祈られた。汗は血のしずくのようになって地にしたたり落ちた。
答 「わたしの魂は悲しみのあまり死ぬほどである。ここにいてわたしといっしょに目を覚ましていなさい」と言われた。
灰の水曜日前の火曜日 ②読書課
第二朗読 ②
聖ビンセンシオ・マリア・ストランビ司教著
「イエズスにおける私たちの宝」より
(Vol. III, pp. 184-186; 192-193; 199-201)
イエズスはどのように祈るべきかを私たちに教えて下さる
イエズスは頻繁にオリーブ山に赴き、そこで祈りながら幾夜も明かされた。イエズスの祈りは香や没薬の香りのように天の父の玉座へと昇った。
キリストご自身の模範を前に、私たちは神と話す時間を見つけられないことを恥じるべきである。惜しみなく祈りを捧げないかぎり私たちは誠実な弟子、良いキリスト者にはなることはできません。主ご自身がこのことを私たちに教えて下さいました。主は「わたしが向こうへ行って祈っている間、ここにいなさい。誘惑に陥らぬよう、目を覚まして祈っていなさい。」と弟子たちに言われ、ゲッセマニの園でその教えを繰り返されました。
主がどのように祈られるかに注意しなさい。主は極めて謙遜に、天の父の威厳の前で敬意を表されました。礼儀正しくというだけではありません。すなわち「彼はひざまずき祈った。顔を灰に埋めたまま」、また、「彼は地に伏して祈った」のです。キリスト者はどのように天の父に近づけばよいのか柔和なイエズスから学ぶのです。極めて謙遜に、自分の欠点については厳しく、己の罪に対する痛悔を持ち、そして神の偉大さの前に聖なる畏れを持って。このようにして憐みを受け、主をなだめ、主の心をつかむのです。
イエズスは夜の暗闇と孤独の中で父に向かいこのように言われました。〝父よ、できることなら、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。父よ、あなたは何でもおできになります。お望みであれば、この杯を私から取りのけてください〟と。「父よ、わたしが願うことではなく、あなたの御心に適うことが行われますように。あなたの御心にわたしは心から従います。」と。
なんと完全な祈りでしょう!キリストは人として当然感じる反抗心を父に言い表しました。しかし、キリストはより一層苦しむことになるかもしれないのにもかかわらず、進んで苦しみました。人間としての自然の反抗心を表しながらも、心の平和と内的な沈静を保ちました。キリストは何よりも神の聖なる崇敬すべき御意思を果たしたいと願い、その望みを何度も表されました。
〝更に、二度目に向こうへ行って祈られた。「父よ、わたしが飲まないかぎりこの杯が過ぎ去らないのでしたら、あなたの御心が行われますように」〟、そして〝また向こうへ行って、三度目も〃言葉で祈られた〟。キリストは霊の深みにおいて決然寛大で、神意に完全に一致した愛を示されました。
天の父の息子と娘たちよ、また、あなた方のために多大な苦しみを受けてくださったイエズスの息子と娘たちよ、イエズスの祈り方を学びなさい。謙遜に神に向かってあなたの抱える問題について申し上げなさい。しかし、そのことで心を乱してはいけません。あなたを優しく誠実に愛して下さる神にあなた自身を委ねれば、あなたに良いことを成してくださるでしょう。神はあなたの善のために必要なすべてのことを知っておられ、それを成し遂げる無限の力を持っておられます。ですから、神の近くにとどまり、神の内に休みなさい。神から離れては決して平和はありません。
答唱
先 「あなたは、いけにえや献げ物を望まず、
むしろ、わたしのために 体を備えてくださいました。」
答 キリストは言われた。
「私は来ました。神よ、御心を行うために。」
先 「あなたは、焼き尽くす献げ物や
罪を贖うためのいけにえを好まれませんでした。」
答 キリストは言われた。
「私は来ました。神よ、御心を行うために。」
聖ビンセンシオ・マリア・ストランビ司教著
「イエズスにおける私たちの宝」より
(Vol. III, pp. 184-186; 192-193; 199-201)
イエズスはどのように祈るべきかを私たちに教えて下さる
イエズスは頻繁にオリーブ山に赴き、そこで祈りながら幾夜も明かされた。イエズスの祈りは香や没薬の香りのように天の父の玉座へと昇った。
キリストご自身の模範を前に、私たちは神と話す時間を見つけられないことを恥じるべきである。惜しみなく祈りを捧げないかぎり私たちは誠実な弟子、良いキリスト者にはなることはできません。主ご自身がこのことを私たちに教えて下さいました。主は「わたしが向こうへ行って祈っている間、ここにいなさい。誘惑に陥らぬよう、目を覚まして祈っていなさい。」と弟子たちに言われ、ゲッセマニの園でその教えを繰り返されました。
主がどのように祈られるかに注意しなさい。主は極めて謙遜に、天の父の威厳の前で敬意を表されました。礼儀正しくというだけではありません。すなわち「彼はひざまずき祈った。顔を灰に埋めたまま」、また、「彼は地に伏して祈った」のです。キリスト者はどのように天の父に近づけばよいのか柔和なイエズスから学ぶのです。極めて謙遜に、自分の欠点については厳しく、己の罪に対する痛悔を持ち、そして神の偉大さの前に聖なる畏れを持って。このようにして憐みを受け、主をなだめ、主の心をつかむのです。
イエズスは夜の暗闇と孤独の中で父に向かいこのように言われました。〝父よ、できることなら、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。父よ、あなたは何でもおできになります。お望みであれば、この杯を私から取りのけてください〟と。「父よ、わたしが願うことではなく、あなたの御心に適うことが行われますように。あなたの御心にわたしは心から従います。」と。
なんと完全な祈りでしょう!キリストは人として当然感じる反抗心を父に言い表しました。しかし、キリストはより一層苦しむことになるかもしれないのにもかかわらず、進んで苦しみました。人間としての自然の反抗心を表しながらも、心の平和と内的な沈静を保ちました。キリストは何よりも神の聖なる崇敬すべき御意思を果たしたいと願い、その望みを何度も表されました。
〝更に、二度目に向こうへ行って祈られた。「父よ、わたしが飲まないかぎりこの杯が過ぎ去らないのでしたら、あなたの御心が行われますように」〟、そして〝また向こうへ行って、三度目も〃言葉で祈られた〟。キリストは霊の深みにおいて決然寛大で、神意に完全に一致した愛を示されました。
天の父の息子と娘たちよ、また、あなた方のために多大な苦しみを受けてくださったイエズスの息子と娘たちよ、イエズスの祈り方を学びなさい。謙遜に神に向かってあなたの抱える問題について申し上げなさい。しかし、そのことで心を乱してはいけません。あなたを優しく誠実に愛して下さる神にあなた自身を委ねれば、あなたに良いことを成してくださるでしょう。神はあなたの善のために必要なすべてのことを知っておられ、それを成し遂げる無限の力を持っておられます。ですから、神の近くにとどまり、神の内に休みなさい。神から離れては決して平和はありません。
答唱
先 「あなたは、いけにえや献げ物を望まず、
むしろ、わたしのために 体を備えてくださいました。」
答 キリストは言われた。
「私は来ました。神よ、御心を行うために。」
先 「あなたは、焼き尽くす献げ物や
罪を贖うためのいけにえを好まれませんでした。」
答 キリストは言われた。
「私は来ました。神よ、御心を行うために。」
灰の水曜日前の金曜日
灰の水曜日前の金曜日
われらの主イエズス・キリストの御受難の荘厳記念
賛歌 ①
見よ。栄光の神が恥を受け、
すべてのものは彼の血に浸された。
見よ。痛みとともに釘がその善い手を貫くのを。
聖なる方は盗人のように、
二人の盗人の間に置かれた。
これは私たち人間の残忍な意志によってなされたこと。
顔は青ざめ、目を閉じ、
疲れた頭をうつむけにして、
彼の魂は、一つの大きな叫びによって
偉大な功績を成した。
このことを嘆くこともない鉄よりも硬い心よ、
あなたの罪が、彼の死を招いた。
この深い苦しみはあなたがもたらした。
栄光は永遠に私たちの贖い主である神に。
御血によって私たちの恥と汚れはぬぐわれた。アーメン。
共同祈願
司 死をもってわたしたちの死を滅ぼし、復活をもってわたしたちに生命を回復させて下さった人類の救い主を礼拝しましょう。そして、へりくだって神に祈りましょう。③
先 主イエズスよ、あなたは槍で貫かれた脇腹から全教会のための驚くべき秘跡の血と水とを流されました。ご死去と葬りとご復活によってあなたの花嫁に新しい 生命をお与えください。
答 主よ、わたしたちの心にあなたの御受難を刻んでください。
先 救い主キリスト、あなたの御母は十字架とみ墓のそばに立っておられました。わたしたちも苦しみの時、あなたの御受難にあずかる者としてください。
先 師イエズスよ、あなたは墓に葬られた時、この世の目から隠れておられました。わたしたちに世俗から逃れること、また、圧制や貧困によってこの世から隠された人々と交わることを教えてください。
先 主イエズスよ、あなたは御受難によってすべての人々をあなたの兄弟姉妹、あなたの父の子供としてくださいました。
わたしたちに、あなたの家族としての平和と一致をお与えください。
先 生ける神の子キリストよ、あなたは十字架上で盗賊に楽園の扉を開かれました。死においてあなたに似た者となった人々を、ご復活の栄光に与らせてください。
主の祈り
結びの祈願
全能永遠の神よ、あなたは人類にへりくだりを教えるために救い主が人となり、十字架を担うことをお定めになりました。御受難の荘厳記念日を祝う私たちに、おんひとり子と共に苦しみを耐えることによって、復活の喜びにあずかる恵みをお与えください。私たちの主イエズス・キリストによって。アーメン。
われらの主イエズス・キリストの御受難の荘厳記念
賛歌 ①
見よ。栄光の神が恥を受け、
すべてのものは彼の血に浸された。
見よ。痛みとともに釘がその善い手を貫くのを。
聖なる方は盗人のように、
二人の盗人の間に置かれた。
これは私たち人間の残忍な意志によってなされたこと。
顔は青ざめ、目を閉じ、
疲れた頭をうつむけにして、
彼の魂は、一つの大きな叫びによって
偉大な功績を成した。
このことを嘆くこともない鉄よりも硬い心よ、
あなたの罪が、彼の死を招いた。
この深い苦しみはあなたがもたらした。
栄光は永遠に私たちの贖い主である神に。
御血によって私たちの恥と汚れはぬぐわれた。アーメン。
共同祈願
司 死をもってわたしたちの死を滅ぼし、復活をもってわたしたちに生命を回復させて下さった人類の救い主を礼拝しましょう。そして、へりくだって神に祈りましょう。③
先 主イエズスよ、あなたは槍で貫かれた脇腹から全教会のための驚くべき秘跡の血と水とを流されました。ご死去と葬りとご復活によってあなたの花嫁に新しい 生命をお与えください。
答 主よ、わたしたちの心にあなたの御受難を刻んでください。
先 救い主キリスト、あなたの御母は十字架とみ墓のそばに立っておられました。わたしたちも苦しみの時、あなたの御受難にあずかる者としてください。
先 師イエズスよ、あなたは墓に葬られた時、この世の目から隠れておられました。わたしたちに世俗から逃れること、また、圧制や貧困によってこの世から隠された人々と交わることを教えてください。
先 主イエズスよ、あなたは御受難によってすべての人々をあなたの兄弟姉妹、あなたの父の子供としてくださいました。
わたしたちに、あなたの家族としての平和と一致をお与えください。
先 生ける神の子キリストよ、あなたは十字架上で盗賊に楽園の扉を開かれました。死においてあなたに似た者となった人々を、ご復活の栄光に与らせてください。
主の祈り
結びの祈願
全能永遠の神よ、あなたは人類にへりくだりを教えるために救い主が人となり、十字架を担うことをお定めになりました。御受難の荘厳記念日を祝う私たちに、おんひとり子と共に苦しみを耐えることによって、復活の喜びにあずかる恵みをお与えください。私たちの主イエズス・キリストによって。アーメン。
灰の水曜日前日火曜日
灰の水曜日前日の火曜日
ゲッセマニの園で祈られるイエス・キリスト(御受難会固有記念)
賛歌
見よ、天の父のみことばは、高き天の住まいから、
アダムの罪によってみじめになった人々を癒すため、
燃える愛と共に来られる。
堕落した世界を憐れみながら、
崩壊した私たちの国を建て直そうと
主は頭を垂れてひざまずき、赦しを願い祈られる。
主は身震いして苦しまれ、不安を感じて叫ばれる。
「父よ、この杯をわたしから取りのけてください。
しかし、わたしが願うことではなく、御心に適うことが
行われますように。」
大きな恐れが主の心を襲う。
主は弱々しく倒れ、血の汗が体から滴り、
地を濡らす。
しかし、天から天使が現れ、疲れたイエスを力づける。
イエスは体に新しい力を感じ、力を取り戻して立ち上がる。
父と子と聖霊に賛美。世々限りなく。アーメン。
ゲッセマニの園で祈られるイエス・キリスト(御受難会固有記念)
賛歌
見よ、天の父のみことばは、高き天の住まいから、
アダムの罪によってみじめになった人々を癒すため、
燃える愛と共に来られる。
堕落した世界を憐れみながら、
崩壊した私たちの国を建て直そうと
主は頭を垂れてひざまずき、赦しを願い祈られる。
主は身震いして苦しまれ、不安を感じて叫ばれる。
「父よ、この杯をわたしから取りのけてください。
しかし、わたしが願うことではなく、御心に適うことが
行われますように。」
大きな恐れが主の心を襲う。
主は弱々しく倒れ、血の汗が体から滴り、
地を濡らす。
しかし、天から天使が現れ、疲れたイエスを力づける。
イエスは体に新しい力を感じ、力を取り戻して立ち上がる。
父と子と聖霊に賛美。世々限りなく。アーメン。
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