マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


 ミューレン神父の聖霊セミナー

 日本の神学校で、基本書となっている「改訂父と子と聖霊(三位一体論)」(P・ネメシェギ著、南窓社)の中で数ある学者たちのなかで(第二部第6章)、ドイツの神学者H・ミューレンは、斬新な説明として紹介されています。人間間の愛の現象学的分析をとおして類比的な意味で、「我々」と「汝」と「われわれ」の考察を三位一体にあてはめたのです。人間間の愛に基づいての説明は、神の生命の神秘を不完全にしか表していないとネメシェギ神父は説明すると同時に、キリスト教の多くの教えが、初めて深く理解された功績を評価されていることに私は志を強くしています。このような本格派の神学者が書き下ろした聖霊セミナーのテキストをなんとか皆様にお伝えしたいと考えています。
 このテキストを読んでみことばの黙想と祈りの習慣がつけば、「聖霊による刷新」が異常な現象を追い求める体験主義ではないことがわかるでしょう。多くの信徒にとって約束された聖霊による新しいいのちの体験は自分の信仰を深める契機となるものです。「みことばが人となった」方のいのちに触れることほど実存を活かすものはないでしょう。

 考えているのは ネット上の公開講座、どういう風にできるのかこれから模索中です。一度、テキストをご覧ください。ネットに順次アップロードしていきます。


 
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