マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


 クリスマス特別献金のお願い (池田教会 ・日生中央教会)

クリスマスを祝うために

「マリアは月が満ちて、初めての子を産み、
布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。」(ルカ2章6-7節)


 皆さま、今年も、クリスマスを祝う喜びの日を迎えます。その日のために準備が必要です。主の到来を待ち望む待降節(アドベント)とは、新しい未来へと続くクリスマスを迎える準備をすることだからです。有名なクリスマス物語「クリスマス・キャロル」には、守銭奴スクルージが、過去、現在、未来のクリスマスの、それぞれの精霊に出会いました。物語で展開されるように、スクルージは未来の自分の恐ろしいクリスマスを見て、まだ夜が明ける前に、変革(チェンジ)できる<今>の時間があることに気づきました。<今>は、一つの招きであり、<今>を積み重ねることによって未来が実現するからです。

 私たちも、もうすぐやってくる近未来のクリスマスの準備をしなければなりません。クリスマスの物語は、小福音物語とも呼ばれます。福音書を始めるにあたって福音の内容全体を要約しているからです。福音に描かれるクリスマスは、この世に信頼と愛の絆を回復し、戦争、暴力、不正、搾取を無くし、正義と平和の国を実現する神のみ心の青写真です。救い主イエス・キリストは、私たちに、小さな者、貧しい者を通してこの世の闇の支配力を無力にしこの世をチェンジする協力者となるように招いておられるからです。地球的な危機のなかで、世界中に、各地域に、各地方に、そのような善意の輪が広がり、世界をチェンジする福音の種となっています。

 私たちの教会も、絶えずそのような展望の中で、すべての人が、キリストの降誕の喜びにあずかれるようにクリスマス「特別献金」と「愛の献金」を毎年呼びかけます。そして、この献金は、あなたの心を刷新し、あなた自身の現在のクリスマスとは一味違う、主が望まれるあなたの新しいクリスマスを迎える良い準備となりますように祈ります。 

池田教会のクリスマスと新年のミサの時間のご案内
12月24日   クリスマス イブ 主の降誕夜半のミサ 夜 7時30分
12月25日   主の降誕     クリスマス ミサ  朝 10時

(日生中央教会では真夜中の年越し新年ミサがあります。 大晦日 0時)

正月三が日
元旦    神の母(祭日)ミサ            11時
2日     土                    11時
3日    主日                   11時

日生中央教会・池田教会共同宣教チーム
畠神父、松本神父、デニス神父
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