マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


 新成人 おめでとうございます!

公現の日(1月8日) 
 星の光に導かれて 三博士が幼子イエスを礼拝した話は 降誕節を締めくくる大切な典礼暦です。すべての人が 神を求める旅をする。 星に導かれて・・・ 一人一人は自分の星があるというおとぎの国に登場するイメージですが、闇の中に光り輝く真理の光、 聖書では「一つの星がヤコブから進み出る」(民数記24:7)ダビデ王のことですが、メシアは、みことばが人となった御子の受肉の福音を表現している。御子の降誕の神秘が世に現れて、すべての人の救いの真理となった。三博士は世界を表現して、全世界がメシア、全世界の王、神の御子を礼拝するようにエルサレムにやってくる。この王は力で支配するのではなく、黄金、乳香、没薬の贈り物をささげた。この贈り物は王に対してふさわしいものでしょう。どのような意味が含まれているのでしょう?
 
 今年の新年の平和のメッセージでは、ベネディクト16世教皇様は、若者に向けて語りかけ、ケルンのワールドユースデェイの晩の祈りの説教を一部呼び掛け文として引用しています。

「世界を救うのはイデオロギーではありません。生ける神に戻ることが、世界を救うのです。神は、わたしたちを造り、わたしたちの自由を守り、本当の意味で善にして真実であることを守る方だからです。・・・・ただ、神に向かうことです。神は、何が正しいかを計る秤(はかり)であり、同時にまた、絶えることのない愛だからです。また、愛から離れて、何がわたしたちを救うことができるでしょうか」(9)。(ケルン・ワールドユースデェイ)
 愛は真実を喜びます。愛はわたしたちが真理と正義と平和のために働くことを可能にする力です。なぜなら、愛はすべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐えるからです(一コリント13・1-13参照)。
 

 土曜日の夜の7時のミサには一人の新成人が来てくれました。日曜日は働かなくてはならないので 「明日はこれません」と教えてくれました。 日曜日には、この教会の新成人は名簿では8名ほどいるのですが、何名が来るでしょう? 誘い合わせてくれば そんなに照れなくてもいいでしょう。年々 教会へ帰ってくる人が少ないように思います。実際、「絆」は 神との深い絆、イエスはブドウの木だと自己規定され、私たちはその枝であり、つながっている限りは豊かな実を結ぶと約束されたのです。 あなたの星に導かれて イエスに近づききましょう。きっと人生の正しい目標をはっきりとあなたに教えてくださるに違いありません。彼は主キリスト、あなたの神なのです。
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