マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


 右近巡礼 ー高槻教会ー

読売新聞 12月3日夕刊に右近列福運動の動きを報道する囲み記事がでました。ちょうど日生中央教会コルベ信徒会恒例の秋の行事、11月9日(土)に高槻教会と玉造教会への巡礼を行ったところ読売新聞の記者が取材にきて、右近像を囲んで説明を受ける写真だけを掲載するのでということで被写体になった写真が公開された。

 記事の内容は 右近殿を聖人にする運動を取材したものですが、聖人になる奇跡が見つかっていないので、奇跡の証明が求められず国内で崇敬される「福者」に認定してもらうという記述は、間違いです。 奇跡の証明がもとめられないのは殉教者で、高山右近も殉教者として列福されるように申請したというのが実情で、血を流さないのに殉教といえるかという点で、その生涯が教えに従った生き方であったためにマニラに追放されて死んだということで、白い殉教といえるのが教会の受け止め方です。通常、福者になるにも 奇跡が一つ必要という基準がありますから記事はすこし記者の理解(取材)不足かなということも感じました。

記事のJPGファイルを添付します。右近読売記事
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