2009.02.20 Friday |
信仰入門講座
信仰の女 神に頼る人
2月20日 7時 ~ 9時
カール記念館
参加者 6名 ガイド 2名
前回の課題の進捗状況:
沈黙 -体の呼吸に意識を集中する
分かち合う・・・
導入:聖マリアの中に信仰の模範。第二バチカン公会議、マリアー信仰の旅をつづけた方。巡礼者。・・・
1 今日のみことば: ルカの福音 1章26節~38節
各自の印象に残った所を披露する。
「神にはできないことは何一つない」
「わたしは主のはしためです。お言葉通りに、この身になりますように」
「おめでとう。恵まれた方。主があなたと共におられる」
*神の沈黙を前にして母マリアは心の中で黙想しながら求めていた。
メッセージ要点
第一部 a)探しもとめていた。なぜなら何も知らなかったから
b)君臨されるのではなくはしためとなられた。
c)苦しい巡礼者、つまり求めても見つけられませんでした。
第二部 a)無敵な女。
b)福音はマリアの心の中で生まれた。
c)イエスの言動とすべてをアーメンの態度で受けとめる。
信仰の説明:
「マリアはある貧しい村の一人の謙虚な女であり一人の職人の妻、そして母でした。一切れのパンを食べるために苦労して挽き臼で小麦を挽きました。マリアは頭の上に水瓶を乗せてナザレの泉に出かけて行き、その小麦粉を捏ねるために水を持って帰らなければなりませんでした。また、いつものように近くの小高い山に登って行き、自分の手で枝や藪を切り、それら全部を自分の背中に背負って運んで帰らなければなりませんでした。家では数頭の仔山羊の面倒をみたり、数羽の鶏に餌を食べさせたりしなければなりませんでした。これが母マリアの生活でした。だから決して繊細な王女のような方ではありませんでした。母マリアの偉大さは高貴な女としてではなく、神とその兄弟たちの婢女としての生き方でした。信仰が厚く貧しい人々の一人でした。人々を至福の精神へと導きながら静かに歩む一つの道であり、一人の仲介者でした。そしてカナの婚宴の最中に見られるように控えめで謙遜な方でした。」
ガイド分かち合い: マリアさまはイエスさまのおむつを洗ったと聞いて 大きな気づきと感銘をうけ、マリア様への親しみをあらたに感じたとのこと・・・
わたしの反応:
第二バチカン公会議後には、受肉の神秘がいっそう脚光をあびています。そして秘跡論は受肉の神秘に基づいて再構築された。いろいろな形でこれは見受けられる。
「教会は、洗礼による祭司職、叙階された奉仕的祭司職とによって構成された祭司共同体として、秘跡を行います。(教会法1132)」
2 祈りの様式:視覚の祈り
*イコンを見て祈る
初めに、聖霊来てくださいと祈る。
それから、観察して一体化する。
回心する。日常の生活でどのように生かしていくか?
何をわたしに語りかけているのか ご絵の中に入っていく。
*ロザリオの祈りをする 玄義を思い起こす(イエスの御生涯)
3 生活体験
1週間、一日中 「マリアの精神のうちに」生きることに専心する・・・
マリアの沈黙、尊敬、賢明
マリアとヨセフの接し方 夫、父 働く人ヨセフの人柄は
母マリアとイエスとのかかわりは?
貧しさと安らぎ 愛の模範であったナザレとの聖家族はどのようなものだったのでしょう。
2009.02.18 Wednesday |
修道会
灰の水曜日前の金曜日
われらの主イエズス・キリストの御受難の荘厳記念
賛歌 ①
見よ。栄光の神が恥を受け、
すべてのものは彼の血に浸された。
見よ。痛みとともに釘がその善い手を貫くのを。
聖なる方は盗人のように、
二人の盗人の間に置かれた。
これは私たち人間の残忍な意志によってなされたこと。
顔は青ざめ、目を閉じ、
疲れた頭をうつむけにして、
彼の魂は、一つの大きな叫びによって
偉大な功績を成した。
このことを嘆くこともない鉄よりも硬い心よ、
あなたの罪が、彼の死を招いた。
この深い苦しみはあなたがもたらした。
栄光は永遠に私たちの贖い主である神に。
御血によって私たちの恥と汚れはぬぐわれた。アーメン。
共同祈願
司 死をもってわたしたちの死を滅ぼし、復活をもってわたしたちに生命を回復させて下さった人類の救い主を礼拝しましょう。そして、へりくだって神に祈りましょう。③
先 主イエズスよ、あなたは槍で貫かれた脇腹から全教会のための驚くべき秘跡の血と水とを流されました。ご死去と葬りとご復活によってあなたの花嫁に新しい 生命をお与えください。
答 主よ、わたしたちの心にあなたの御受難を刻んでください。
先 救い主キリスト、あなたの御母は十字架とみ墓のそばに立っておられました。わたしたちも苦しみの時、あなたの御受難にあずかる者としてください。
先 師イエズスよ、あなたは墓に葬られた時、この世の目から隠れておられました。わたしたちに世俗から逃れること、また、圧制や貧困によってこの世から隠された人々と交わることを教えてください。
先 主イエズスよ、あなたは御受難によってすべての人々をあなたの兄弟姉妹、あなたの父の子供としてくださいました。
わたしたちに、あなたの家族としての平和と一致をお与えください。
先 生ける神の子キリストよ、あなたは十字架上で盗賊に楽園の扉を開かれました。死においてあなたに似た者となった人々を、ご復活の栄光に与らせてください。
主の祈り
結びの祈願
全能永遠の神よ、あなたは人類にへりくだりを教えるために救い主が人となり、十字架を担うことをお定めになりました。御受難の荘厳記念日を祝う私たちに、おんひとり子と共に苦しみを耐えることによって、復活の喜びにあずかる恵みをお与えください。私たちの主イエズス・キリストによって。アーメン。
2009.02.18 Wednesday |
修道会
灰の水曜日前日の火曜日
ゲッセマニの園で祈られるイエス・キリスト(御受難会固有記念)
賛歌
見よ、天の父のみことばは、高き天の住まいから、
アダムの罪によってみじめになった人々を癒すため、
燃える愛と共に来られる。
堕落した世界を憐れみながら、
崩壊した私たちの国を建て直そうと
主は頭を垂れてひざまずき、赦しを願い祈られる。
主は身震いして苦しまれ、不安を感じて叫ばれる。
「父よ、この杯をわたしから取りのけてください。
しかし、わたしが願うことではなく、御心に適うことが
行われますように。」
大きな恐れが主の心を襲う。
主は弱々しく倒れ、血の汗が体から滴り、
地を濡らす。
しかし、天から天使が現れ、疲れたイエスを力づける。
イエスは体に新しい力を感じ、力を取り戻して立ち上がる。
父と子と聖霊に賛美。世々限りなく。アーメン。
2009.02.15 Sunday |
北摂地区主催
病者訪問コース(基礎コースの継続)
スケジュールが以下のように決まりました。
第一回(10) 3月7日 午後2時~4時 池田教会
講師 シスター川原
病人の身体介護について
第二回(11) 3月14日 午後2時~4時 豊中教会
講師 松本信愛神父
パストラルケア、スピリチュアルケアについて
第三回(12) 3月28日 午後2時~4時 池田教会
講師 未定
病者の聖体拝領の実際
2009.02.15 Sunday |
主日の典礼奉仕
日生中央 子供ミサ
集会祈願(各年共通公式祈願)
聖なる父よ、あなたは正義を求める人、誠実な人ともにおられます。わたしたちが、恵みに支えられて豊かな実りをもたらすことができますように。
試用版
救いの源である神よ、ひとり子イエスのことばと行いによってあなたの愛は世にあらわされました。悩み、苦しみの中から救いを求めるわたしたちの声を聞き、今日も慈しみの手を差し伸べてください。
:共通公式祈願と比べると試用版は、いつも饒舌なところがあり、とくに神にかかる形容(属性)が長くなりがちと感じます。しばらくそれらを書き写して気になったところです。取りようによっては、いろいろな神がいるのだなと思ってしまうかもしれません。後半の表現は、イエスの救いの目に見えるしるしが具体的に表現されていてよいように思います。秘跡的な表現なのでしょう。これもやりすぎると神秘的な面が失われるように感じます。わたしが感じることですけれども・・・
第一朗読 創世記 3章16~19節
答 唱 詩篇 32 (典 114 )
第二朗読 コリントの教会 (1コリント10:31~11:1 )
福 音 マルコによる福音 (1章40~45)
共同祈願
命日 マリア 徳 チカ様、 カタリナ 吉武 ミカ様 のためにもお祈りください。
2009.02.13 Friday |
信仰入門講座
信仰の巡礼者
2月13日 7時 ~ 9時
カール記念館
参加者 5名 ガイド 2名
前回の課題の進捗状況:
歌
分かち合う・・・
導入:信仰は感じるよりは知ることです。明白さよりも確信をもつことです。感動するよりも納得することです。信じることは委ねることです。自分自身を委ねることは、疲れを知らず、主の御顔を求めてその後に常に従って歩むことです。・・・
1 今日のみことば: 出エジプト記 33章7節~23節
各自の印象に残った所を披露する。
メッセージ要点
第一部 a)立ち上がって神の後を慕い歩み始めます。
b)大人の信仰 子供ぽい信仰
c)一つの賭け
第二部 a)嘘空に向って飛びます。
b)神の沈黙
c)イエスの言動とすべてをアーメンの態度で受けとめる。
信仰の説明:
誰かが私に近づいて「あなたは御存じですか、昨晩誰かがこの家の側を通って行きました」と話します。私は彼に「あなたはその人を見ましたか」と質問します。彼は「いいえ見ませんでした」と答えました。「それではどのようにして誰かがここを通ったことを知っているのですか。」彼は答えます。「ここに足跡があります」。ここに私たちの信仰を支える二つの現象が現れています。それが暗闇と確実性です。「ある暗闇」つまり誰もその人を見た事がありません。しかし、昨晩誰かがここを通ったことをその足跡を見た人が皆知っています。
わたしの反応:
カトリック教会の秘跡の考え方が背景にあるかな・・・
「秘跡はキリストによって制定され、教会にゆだねられた恵みを実際にもたらすしるしであり、これによって、神的いのちがわたしたちに授けられます。諸秘跡の見える儀式は、各秘跡に固有な恵みを示し、実際に与えます。 ・・・」
2 祈りの様式:聴覚の祈り
ここでは、簡単な謝禱を繰り返す。
主イエス わたしはあなたを愛します。 イエス、マリア、ヨセフ
短いみことばを繰り返す。
3 生活体験
一日中 信仰の精神に生きることに専心する・・・
背後に何かあるだろうか。主はなんとおっしゃっているのだろうか?などなど 自分に問いかける。
過去の歴史に神の足跡が・・・
2009.02.13 Friday |
行事・司牧活動アルバム
堅信の秘跡 受堅への勧め
すでに教会ニュースレター「からしだね」でお知らせしましたが、
5月24日午後2時、被昇天学院聖堂にて池長潤大司教様の司式により北摂八教会合同で堅信式を行うことになりました。
あなたは、この堅信の秘跡を受けるのにふさわしい年齢になりましたのでお知らせいたします。この機会にぜひとも堅信式を受けるようにお勧めいたします。堅信の秘跡によって、あなたも喜びをもってイエスの弟子、イエスとの親しい友となる素晴らしい恵みをいただきます。今、洗礼の恵みを深め、新たな力をいただく機会です。この秘跡を受けるためには.準備が必要です。そのための説明会を次の日程で行います。 お集まりください。
2月28日 (土) 5時~5時半 カール記念館
畠 基幸 神父
2009.02.12 Thursday |
研修会
ダイオシーズをみて応募した青年が予想以上に来てくれた。
青年10名 + スタッフ 司祭2名、ブラザー1名、シスター4名
午前 10時 担当 松浦謙神父
自己紹介
・争いについて
いくつかの体験とポイントを話し合う
・争いを防ぐには・・・
・爆撃で亡くなった子供の詩の紹介
平和をつくるために
みことばの分かち合い
・マタイの福音 5章43節~48節
「敵を愛しなさい。」
・分かち合う 三~四人の小グループで分かち合う
午後 13時15分
担当 畠神父
祈りについて
導入 秘跡的な考え方の紹介
目に見えない世界と目に見える世界
しるしをとおして神はご自身を表す
「みことばは人となった。」受肉
歴史のなかに 自分死の中に 神の心が刻まれる
、
黙想の時間のための材料:
神から頂いた賜物を思い起こす
プリント:「祈りの旅」第二段階
P39~49
「根をおろしました。」
ミサの準備 (グループ全体) 2時半
ルカの放蕩息子の話と創世記の罪の話
お父さんの心
午前中の 「父の子」
傷つくが憎まない むしろ子供の成長を願う
兄弟の互いの心と態度を見る・・・
ミサ (畠・松浦) オルガン シスター西本
平和のための祈願文
共同祈願 ゆるしを願う
拝領後 (世界病者の日)心のいやしを願う
2009.02.12 Thursday |
行事・司牧活動アルバム
マルガリータ マリア 平野 ヤナ (2月11日 回生病院にて逝去)
86歳のご生涯でした。通夜には10 数名が集まり、式の途中でお姉さんの峰シズエさんが駆けつけました。峰さんは、97歳、大正元年生まれです。峰さんは十数年前に現役引退するまで、池田教会の賄いをして歴代の主任神父にお仕えしました。平野さんも教会の庭樹に水を毎日してお花の世話をしておられました。朝晩の祈りも、高齢になり読みにくくなって、自分の声を録音してそれに合わせて熱心に祈りをささげておられました。出身は長崎五島市の三井楽教会です。美しい安らかなお顔で眠るように御父のもとへ旅立たれました。五島列島の深い信仰心を思います。喪主は姪御さんのマリア渕上豊子さんです。
葬儀 2月13日 午前 11時30分~
2009.02.08 Sunday |
北摂地区主催
第八回目 信徒奉仕職講座
2月7日(土)2時~4時
場 所 池田教会 カール記念館
テーマ 信徒奉仕職
講 師 畠 基幸 神父
<レジメ>まとまったレジメを作成する時間がなかったため講座受講者には配布しませんでした。以下のレジメは 内容を振り返って整理したものです。
(1)配布資料プリントの説明
配布資料: 大阪教区企画課作成 信徒奉仕職講座 基礎コース
このプログラムは『みんなで担う「信徒奉仕職」』を利用して、
信徒奉仕職養成「基礎コース」を2時間×5回で学ぶために
教区養成企画チームが編集したものです。
第一回 教会とは何か、その使命は?
第二回 信徒の役割
第三回 奉仕の種類
第四回 奉仕の源泉(固有の賜物、カリスマ)
第五回 教会共同体とのつながり
導入:「カトリック教会の教え」第8章の内容は、もう一度目を通していただくと全体の整理ができると思います。第二節第二バチカン公会議による信徒の祭司職という項目です。「信徒奉仕職」のなかでも、今回の勉強は、集会祭儀の司式と聖体奉仕者の任命を受けるためのものだからです。特に「信徒の祭司職」は短い叙述ながらよくまとまっています。・・・第二バチカン公会議は、キリストの救いの業を継続する教会の活動を、①預言職(宣教活動)、②祭司職(典礼活動)、③王職(司牧活動)という三つの分野に要約して説明しました。公会議までの教会はこれらの主な活動の主体は聖職者・修道者と考え、信徒は指導される者という二分化がありました。それが、洗礼・堅信の秘跡によりすべての<信者>同じ教会の使命に与り、信徒も、宣教活動、典礼活動、司牧活動に、信徒の固有の任務と役割をはたして参加するように方向付けが与えられました。
このような使命を、「共通祭司職」または「信徒使徒職」と呼びます。イエス・キリストの救いのわざを継続する教会の使命に参加することを使徒職といい、それは王職、預言職、祭司職といい、これらの使命に何らかの形で引き受けてその役割を果たすことを「奉仕」あるいは「奉仕者」と呼ばれます。教区の奉仕職基本コースでは、上述のように5点にまとめて、このことを徹底することを目指しています。
これを配布した基礎コースのプリントを概観しながらお話します。
(a)第一回教会とは何か、その使命
ここで引用されている公文書は、教会憲章1項と現代世界憲章1、3項、信徒の召命と使命3項です。第二バチカン公会議の教会観がはっきりとでている箇所です。信徒の召命と使命を考える場合に、<秘跡>についての捉え方が刷新されたことがカギになっていると思います。「カトリック教会の教え」では、第二部の典礼と秘跡についての第1章第一節、第二節、第三節の内容を復習することが理解の助けになると思います。
第二バチカン公会議の教会観<秘跡>の神学的背景
教会憲章1章 教会の秘義
第一項 諸国民の光 キリストは光 教会はその反映
いわば秘跡 教会は一致と交わりのしるしと道具
秘跡論の刷新が背景にある
キリスト論 →教会論 → 秘跡論
(原秘跡)(根源秘跡)(救いの普遍的秘跡=7つ)
しるし(道具)とは何か?
アウグスチヌスの秘跡論をモデルを基に私流に説明したが、目に見えない神の領域をしるしを通して目に見えない神の恵み(実在)をいただくこと・・・
しるし(目に見える素材)=神の恵みそのもの
ことば(キリスト秘跡制定句)=恵みをもたらす
「カトリック教会の教え」では、典礼と秘跡を扱う第二部の冒頭、第1章で、キリストと教会、そして典礼と秘跡というタイトルが新しい秘跡論への道案内をしている。古いモデルと新しいモデルの違いは大きいのですが、まだまだ信徒の中に浸透していない。この新しいモデルを理解することが信徒奉仕職の実践を理解し応用でできる理論的柱になる。
参考文献 「秘跡神学総論」 ケナン・B・オズボーン著 太田実訳 新世社
「典礼と秘跡のハンドブックⅠ」 具正謨著 教友社
キリストの人性が目に見えない恵みのしるし(現存)
*質量・形相モデルから受肉モデルへ
見える現実と見えない現実の世界の仲介
(b)第二回信徒の役割
公文書の引用箇所は、同じですが、教会憲章31項と現代世界憲章1項、信徒の召命と使命15項、17項 信徒の固有の特質は世俗的特性・・・ 世に派遣されている。(普遍的秘跡)
任命などによらない預言職、王職、祭司職とは何か?
どのようなものがあるか?
配布資料 「カトリック教会のカテキズム」p278~281
(C)第三回奉仕の種類
配布資料 奉仕の種類のリスト
具体的に教会で見られる奉仕と奉仕職の種類
奉仕の分類 自発的奉仕
存在による奉仕
信仰からの奉仕
信仰への奉仕(叙階・任命)
(D)第四回奉仕の源泉 (固有の賜物・カリスマ)
使徒職教令 3 (信徒使徒職の基礎)
コリントの手紙 Ⅰ 12章(霊的賜物13章愛 14章異言
愛の賜物ー奉仕の賜物は、愛の現れとして描かれている。
種々の賜物 しかし 一つの賜物(愛)
これこそ信徒の奉仕の賜物の真髄です。
パウロの教会論 -頭と体の肢体 一つのからだをたてる。
(E)第5回教会共同体とのつながり
配布資料の事例研究を参考に!
信徒の奉仕職とくに典礼奉仕者の場合に、多くの課題を克服するひつようがある。 昨年の暮れにお配りしたアメリカの事例のプリントをご覧ください。主に信徒の奉仕者を迎える共同体や聖職者との関係に多くの課題があることがわかります。
奉仕者がもつ霊性が問われる場合もあります。この点で「秘跡とカリスマ」についての違いが任命よる奉仕と任命でない奉仕の違いにも影響することでしょう。有名な例では、アシジのフランシスコは、当時の教会の堕落に対して批判するよりも、教会がex opera oprato( 事効的)であるので従うように仲間を諭したと同時に彼自身は何よりもキリストに近い生き方をしたカリスマの人でex opera operantis(人効的 ) であったということです。秘跡の場合は、キリストが制定したと定義にあるように、神の意志により確かな恵みが保障されていますが、カリスマの場合は、賜物が教会のためになるかどうか賜物の結果で判断されます。
とりわけ、 わたしたちは目に見えない現実(実在)をしるしをとおして恵みを奉仕するのであるから、神の恵みにふさわしいしるしや象徴について考えなければならいでしょう。・・・
(2)主日のミサについて考える
「教会の秘跡としてのミサ」
キリストの体について