マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


 緊急 共同祈願

「ひとつになろう キリストのうちに」
   ▼緊急共同祈願の意向▲
 東北関東大震災による国家的危機に際し、「聖霊による刷新全国委員会」は、執り成しの祈りを呼びかけます。主は、困難な状況に直面している人々に寄り添い、祈りと愛をもって執り成すように私たちを促されます。(マルコ13:20)
     
意向:信じる者には「毒(放射能を浴びて)飲んでも決して害を受けない」(マルコ16・18)とあるように、放射能汚染から原発事故処理関係者と日本国民が守られますように。

★震災で亡くなられた人々のために、また悲しみのうちにある家族と友人のために、聖母と共に、ゲッセマネの園から、主の十字架の道をたどり、カルワリオの丘まで、悲嘆と苦難の軛を担う「十字架の道行」をささげます。
「イエスよ、あなたのみ国においでになるときには、わたしたちを思い出して下さい。」

聖霊による刷新全国委員会
(文責 畠 基幸 神父)
続きを読む>>

 大阪教区 司教さまたちからの呼びかけ

<祈りましょう 東北関東大震災の被災者のために>
大司教 池長潤、
補佐司教 松浦悟郎     
2011年3月18日付


教会は今、主の死と復活の秘義を記念する四旬節を歩んでいます。主はどんな時でもわたしたちと共に歩み、励ましてくださいます。被災地で苦しむ人々の上に神さまの深いあわれみと励ましを願いましょう。

わたしたちはこのような時だからこそ、神への深い信頼とあわれみにより頼み、まず祈りと犠牲によって被災者のために行動を起こしたいと思います。もうすでに各小教区で実施されていると思いますが、引き続き、祈りと献金を継続していただければ幸いです。

皆さん、この四旬節の間、震災で亡くなられた人々のため、今もなお苦しむ人々のために、下記の祈りとロザリオの一連、わたしたち司教と共に毎日祈ってください。
<クリック>
続きを読む>>

 英(はなふさ)神父さんからの9日間のとりなしの祈りの呼びかけ

友人の皆さま

このたびは東北関東大地震によって甚大なる被害が出ています。ほとんどすべての人が心を痛め、心配しておられることでしょう。地震や津波だけでなく、今回は原発までが被害を受け、深刻な放射能漏れが収まりそうにありません。

このような未曾有の危機に直面しながら、実際に支援することはかなり限られています。遠くにいるキリスト者としてできることを考えたとき、まずは祈りによる支援が大切ではないでしょうか。

そこで、皆でともに祈ろうと思います。もちろんすでに祈っておられる方は多いでしょうが、ともに心を合わせて祈るならば、さらに大きい支援になると思います。

本日3月17日は長崎の信徒発見の記念日で、25日は神のお告げの祭日です。ちょうど9日間ありますので、その期間、ノベナの祈りとして、ともに祈りをささげましょう。

意向は次の3つです。

①被災者への支援が十分に行き渡りますように。
②亡くなられた方の永遠の安息。
③原発の事故の被害が最小限に抑えられ、無事に収束
していくように。

祈りの内容は自由に決めてください。例えば、毎日、ロザリオ1環とか、十字架の道行とか、黙想15分などです。やりやすいものを決めておくと、9日間続けやすいです。

祈る時間帯は自由にしましょう。毎日同じ時間は無理でしょうが、とにかく毎日欠かさず祈ってください。

またそれに伴って、何か小さな苦行をささげることも勧められます。
現在の危機がさらに拡大していくかもしれませんが、何よりも天地万物の支配者である神に対する揺るぎない信頼をもう一度確認しましょう。神こそ、私たちの真の支えです。いたずらに心を動揺させたり、パニックになる必要はありません。この現実を冷静に受けとめ、苦しんでいる人びとと連帯の心で祈りをささげましょう。そして、可能なところから、具体的な支援活動も始めていきましょう。

「全能永遠の神よ、今、日本は大きな災害の危機に瀕しています。今こそ、私たちにあわれみの目を注いでください。私たちに信頼・平安・勇気をお与えください。特に被災された方々をお守りください。亡くなった方々の魂を天国へと受け入れてください。さらに原発の損傷から来る被害が拡大していますが、これが最小限に収まるように特別の恵みをお与えください。復旧活動に直接たずさわっている方々に特に危機を乗り越える力と恵みをお与えください。私たちは罪深い
者ですが、私たちの罪を悔い改めつつ、あなたの限りない愛に信頼します。主よ、ひれ伏してお願いします。主イエスのみ名によって。アーメン」

英 隆一朗(イエズス会司祭)

 被災者からの電話(7日目)

 岩手県(花巻)のYさんから電話がありました。電話が回復したとのことで無事の知らせがありました。ストーブの灯油や車のガソリンが不足しており、スーパーマーケットも品切れで店の陳列棚に商品がほとんど消えてなくなっているとのことです。寒さと食料品の対策が急務ですとのこと。Yさんは、地震当日仙台市内の元寺小路教会で祈り会の最中、地震の揺れに遭遇、ただちに国道4号線を通ってラジオを聞いて帰宅できたが、反対方向の仙台市方面は渋滞していたとのことです。青森県の方から物資は搬入され始めたので、もう少し我慢ですが希望が出てきているとのことでした。(7日目)

 茨木県(さいたま教区)笠間市のイエズスとマリアの聖心会の助祭中沢亨次郎さんは、食料物資が不足して10名の司祭を食べさせるのに苦労しているとのことです。被災地へは司教様が訪問してくれたのでほっとしたとのことでした。

 被災地へは菊池司教、谷司教が向かっており、大阪からは神田神父が向かっているとのことです。

 支援拠点地が決まれば 支援活動が始まることになります。それまでは 被災者の苦しみと悲しみに寄り添うことができますように、主が救いの手を速やかに伸ばされますように わたしたちの祈りと犠牲とカンパをささげましょう。

3月17日付で 仙台教区の平賀 徹夫司教さまから日本の教会の皆さま宛に <東北関東大震災>募金の呼びかけのお願いが各教区本部に届き、大阪教区本部からも各小教区に転送されています。

 「仙台教区サポートセンター」が仙台司教区センター元寺小路教会に開設されました。仙台教区内の教会及び教会関係の諸施設の復興と被災した信徒及びその家族のための募金を受け付けています。

 郵便振替口座番号 02260-9-2305
 加入者名:カトリック仙台司教区本部事務局
 通信欄に 東北関東大震災仙台教区支援 と記入のこと

 一つのキリストのからだ

All the members, many though they are, are one Body,

「体は一つでも、多くの部分からなり、体の多くの部分の数は多くても、体は一つであるように・・・。(中略)一つの部分が苦しめば、すべての部分が苦しみ、一つの部分が尊ばれれば、すべての部分が共に喜ぶのです。(1コリント12:12、26)」

日本の国全体が一つのからだとして 苦しみを担い、連帯して、いつの日か共に喜びあうことができますように祈りましょう。

And so it is with Christ. 「キリストのからだ(教会)もおなじことです。」

 同じキリストのからだに連なる者として、毎日 十字架の道行の祈りをささげましょう。
  

 お見舞いの手紙など

祈りのサポートが海外から次々とE-mail で届いています。

CCRのISAO(アジア太平洋地区担当者会議)の議長より次のメッセージです。今年の夏の大会にお招きしています。

「At this juncture of the great tragedy leading to loss of life and property in Japan, we like to reassure you our prayers and support. I was travelling and could not send you mail earlier. I saw even some video clippings of the Tsunami and have realised the gravity of the situation in Japan. I want to reassure you that we will continue to pray for Japan at our gatherings and prayer meetings.

I am endorsing copy of this mail to the ISAO so that members of ISAO will organise intercession for relief and rehabilitation of the affected people of Tsunami.

We are with you, brothers and sisters, at this time of testing of faith. May the Good Lord comfort, strengthen and guide you to tide over this temporary phase of crisis in your life. We love Japan and its people!

With loving regards and prayers,
Yours in Christ,

Cyril John」

この呼びかけに応えてシンガポールのメンバーは、

「The CCR in Singapore is praying much for the people of Japan. Gerard and I were on our way to Kuching for ministry when the disasters happened and learnt about them when we landed. On the same night, we were preaching on 'Stand Up And Walk In Jesus' Name'. In times like these, children of God with great faith are called to encourage those who are down to stand up and walk in Jesus' name. God Bless Jessica」

 訃報記事 訂正

昨日、アンドレ・ラシャペール神父様の訃報をお知らせしましたが、亡くなったのは、津波に巻き込まれたのではなく、地震と津波のショックによる心臓麻痺が原因ということです。これは仙台教区教区本部事務局の小松史朗神父様からの第一報が各教区に送付されたファックスにより知りました。仙台での会議後の帰宅途中の車中で亡くなられたとのことです。
 
明日(15日)仙台司教座で通夜が行われます。
聖霊による刷新関西委員会では今日14日売布の黙想の家で追悼のミサをささげ、神父様の永遠の安息と被災者のために祈る牧者として記憶されるように祈りました。

なお、仙台教区の教会では、仙台市の小教区のほとんどは無傷か最低限の被害です。白石、大河原、角田、亘理もなんとか無事、宮城県内の内陸部、青森県も大丈夫、岩手県も内陸部は大丈夫、また岩手、宮城の沿岸部も大船渡、釜石、気仙沼、石巻の各教会とも高台にあるので無事、ただし宮古は海岸線に近く低地にあるので津波の被害を受けた模様。福島県の内陸部、会津地方は大丈夫ですが、沿岸部、いわき(小名浜、湯元)、原町の消息は不明とのことです。(仙台司教区のだ一報 14日夜 入手)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昨日の情報も元寺小路教会の神父さんからのものでしたが、実際、現地の被災者からの情報は、貴重で、生の声が聞こえ、客観的な報道よりも身近に被災の側に寄り添えます。ただし、こちらのテレビ情報よりも断片的なものなのでご了承ください。

 東京 中村克徳神父からの被害情報

東京みことばの家の状況が中村神父から一報が入りました。
 
 みことばの家は耐震構造になっているため、一部書棚が倒れただけで被害は皆無の状態です。中村神父は、浅草教会で岡田大司教様と一緒にミサをささげたとのことで、次のようなメール情報がありました。

 「大司教様も仙台と連絡が取れず、詳しい状況が分からなくて困っているとのことでした。」

 また中村神父が受けた情報として、

 「先ほど、元寺小路教会の船山神父様から生きているので安心して下さい、という短いメールが届きました。彼によれば、ケベック宣教会のラシャペル神父様が津波に巻き込まれて亡くなりました。他にも、連絡が取れず所在が不明の司祭が数名いるそうです。食料品の不足に悩んでいるとのことでした。

一日も早く援助の手が差し伸べられるよう、お祈りをお願い致します。」(中村神父発)

 

 Lent 四旬節 (灰の水曜日)

四旬節の意味について
 フランシスコ会のYou Tube media 宣教番組と思います。
 WWW.American Catholic.org をごらんください。
マレーシアのカリスマ全国委員会がアップロードしています。 
 www.pmst-ccr.org



 グレグ神父の講話から理解できることは、第二バチカン公会議以前のカトリックの四旬節は、カトリック教会独特の償いの業の期間という捉え方が中心でしたが、公会議後の典礼刷新によって、四旬節のオリジナルな意味が明確になって、キリスト信者にとって、また新しく共同体に加わる洗礼志願者にとって”回心(悔い改め)”と”洗礼”意味を深める期間として人生を信仰の光によって見直し、祈りや断食、愛徳の業はキリストの生き方に従うキリスト者のしるしとあかしの機会となるということです。

教会の掟 その4 
 教会が定めた日(灰の水曜日、聖金曜日)に肉食を控え(小斎)、断食(大斎)を守ること。
注:人によって断食の程度は異なり、14歳以下の子供と60歳以上の高齢者は断食を免除され、体の健康を損なわない程度の断食ということなので、教会法には断食の内容までは規定されていないので、常識的に一日のうち 一回は通常の食事をしてもよいという指導があります。また過酷な勤務を遂行する場合もこの規定に当てはまりませんが、例外規定ばかりを追求していると、その悔い改めの精神が消える恐れがあるので、今日では、小斎(肉食をしない)のかわりに愛徳を強調することが望ましいと考えられ、教区によっては、愛徳の業や信心業を奨励するようになっています。(教会法1249~1253)

カテキズム要約版(Compendio)
301 悔い改めはキリスト者の生活の中でどのような形で表されますか?
 悔い改めは、多種多様な形で、特に断食、祈り、施しをもって表されます。悔い改めのこれらの形や他のものは、キリスト者の日常生活の中で、特に四旬節と悔い改めの日である金曜日に実践することができます。
 わたしの実践では、
 大斎  主な食事を節制(普通食一回、好物を控える、水のみ)
 小斎  肉を控える、愛徳の業をする。施し、信心業
 ミサの聖別のことば、
  「みな、これを取って食べなさい。
   これは、あなたがたのために渡される
   わたしのからだである」 
 強調した点は、<あなたのために> 行われた主の救いの業に応えることが、悔い改めの業であり、主の愛に応えることになります。テレビを見るのを控えたり(食事や娯楽の節制)、自分の自由時間を祈りにささげたり(信心業)、種々の償いを果たすこと(施しや犠牲)を行うことが四旬節の過ごし方ですし、司教団からだされたカリタスの小冊子も利用して、愛の献金を行いことなどです。

431 教会のおきてにはどのような目的がありますか?
 
 
続きを読む>>

 レオナルド・コサカ神父

コサカ神父は日本での宣教活動に終止符を打ち、今月26日(3月26日)米国に帰国することになりました。教誨師として国際的にも、国内的にも大きな足跡を残されました。2000年の大聖年にはローマの刑務所を訪問して赦しのメッセージを述べる教皇ヨハネ・パウロ二世の先導役を引き受けました。3月7日日本準管区共同体の日(女子御受難会悲しみの聖母修道院)にて、男子と女子の合同ミサの中で51年間の宣教生活を振り返り、御受難会の召命の出会いとその苦難と栄誉の十字架の主に従う恵みを説教で分かち合われました。準管区長が感謝とねぎらいのことばと教皇ベネディクト16世からの使徒的祝福の証書を手渡しました。「花束よりもこれを記念に残します」とコサカ神父は会員の拍手に応えて軽く冗談も出て笑顔がとても美しい神父様のお顔は80歳とは思えないほどに輝いていました。帰国後は高齢者の共同体に属し、小教区ミサや赦しの秘跡などルイビルの教区での使徒職があると紹介されました。総長からの感謝の手紙、ルイビル大司教区大司教の歓迎の手紙など今後の神父様の働きを祝福されますように 会員一同祈りました。
 夕食は、女子修道院でのごちそうパーティ・・・ 
<< 11/44 >>

このページのトップへ