マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


 教皇フランシスコとカトリック・カリスマ刷新

インドのカリスマ刷新の月刊誌カリスインディアの編集長で発行者のシリル・ジョン氏(国際カトリック・カリスマ刷新奉仕団副会長 事務所ローマ)は、このほど5月号に出す記事をわたしに送付してくださったので、堀江幸雄氏に手伝っていただき翻訳して、全国のとりなしの祈りグループに配布しました。他には広報する手段もないので、このブログに英語版と日本語版を掲載します。
 タイトルは、上に掲げたように「教皇フランシスコとカトリック・カリスマ刷新」です。新教皇はアルゼンチンのブエノスアイレスでの聖霊刷新の保護者であり推進者であったことがよくわかる記事です。今回の教皇選出の前にも、カトリック、プロテスタント、ユダヤ教徒の間に広がるカリスマ刷新のネットワークで祈りを受けての聖霊の選びによる教皇就任ということが実感できました。

「教皇フランシスコとカトリック・カリスマ刷新 シリル・ジョン」
教皇とCCR

”Pope Francis and the Catholic Charismatic Renewal"
Pope Francis and the Catholic Charismatic Renewal.pdf

 叙階30周年記念 十字架の道行

今年 4月10日 叙階30周年を迎えました。 同じく献堂30周年を迎える日生中央教会にて、復活の第二主日 神のいつくしみの主日に十字架の道行をしました。亡くなった母とともに初誓願の日、売布の裏山で三つ葉つつじに囲まれた十字架の各留を思い出しました。最近亡くなられたシスターマリアドローレス長谷川の冥福と女子ご受難会の5人の修道女と共に来日した二人の宣教師ウォード神父(90歳)デニス神父(85歳)、そして今年の四月から修練院に入った稲葉さんの写真を合わせてスライドアルバムにしました。 ご覧ください。音楽は信仰年のテーマ曲で中央協議会からダウンロードして貼り付けました。練習用に提供されているものですので使ってよいのだと思います。これを見て歌を覚えてください。アレルヤ!
 Youtube アドレス http://youtu.be/7lhLItaXCTY

直接ではすぐにも見られます。

 シスター マリア ドローレス 長谷川 税子

ノノイ神父さんがシスターの葬儀の様子を録画編集してフィリピンの仲間たちにお知らせしました。韓国の姉妹たちや日本の私たちも様子を映像を通して祈りの内にシスターの帰天を見送りましょう。


 高山への巡礼 再び

2013年4月6日(土)北摂地区宣教評議会の主催で高山右近生誕の地高山へ巡礼の旅をすることになりました。
 昨年の秋に行う予定だった巡礼の企画は台風で流れて、今回は再度の必死の呼びかけでしたが・・・春の美しい季節ですので ゆっくりと山村の風景を味わえると思います。次は写真を掲載します。

すでに日生中央教会では一昨年6月、三位一体の祝日にミサを西方寺内でささげることが許され400年ぶりにこの地でミサを最初にささげました。住職の日下部師には大きな心で受け入れていただき感謝のほかありません。特に住職の説話も聞く機会があり、教会メンバーは大変感銘をうけて、やはりわたしたちは日本人、日本の宗教の方が親しみやすいとの評判でした。ミサをささげたわたしはただただ感銘して声も聞きづらいものだったことをお詫び申し上げます。この日の感動だけが収穫ということです。


日生中央教会前評議会会長の松風光氏が撮影したYoutube映像を貼り付けました。1900回以上の視聴者があったようです。



2年前に西方寺の集会室でミサをささげた記録です。西方寺の建てられた場所には高山右近の祖母が祈りをささげていたオラトリオ(祈祷所、実際の場所は不明)があったと伝えられています。

 日生中央 30周年を迎える・・・

今年は 日生中央教会が誕生して30周年。
池田教会から自立して小教区となりました。いま少数高齢化の波で共同体の規模が小さくなりましたが、周りにはスーパーマーケットを中心に大きな住宅街が広がり、宝塚への山道も次第に整備されて便利になりつつあります。猪名川の山奥が教育と老後の生活にふさわしい環境を提供してくれています。若い世代の家庭や人口が増加しています。この教会が若い世代と老後の世代にアピールできますように!
 信仰の再発見と人材の発掘を願って 30年前の姿を公開します。

 復活の主日 恒例の復活たまご探し

池田教会でも日生中央教会でも恒例のたまご探しが行われました。
復活の喜びを満喫できる好天に恵まれました。夜半 大雨だったのでたまご探しができるか心配だったとはお母さんたちの感想でした。柔らかな日差し 持ち寄りの料理でパーティ、 復活徹夜祭で洗礼を受けられた上田卓さん、フランシスコの霊名で 亡き奥様の好んだ聖人の名前だったので 教会の婦人たちはなるほど 奥さんが後押しをしたのは確実だと復活の神秘を味わうひと時でした。

 新しい記憶

昨年の聖霊セミナー資料集

<Youtubuで動画をアップロードする練習をしています。煩わせてごめんなさい。あれこれできていたのにできなくなったりして不安ですね。>

 A Happy Easter to you!

主の過越の記念を祝う復活徹夜祭

 新しい兄弟の誕生の日です。私たち自身の洗礼の恵みを思い起こしましょう。


 先日の大阪教区召命の日 新司祭が二人誕生しました。その日の午前中は召命推進チーム主催の集いが行われました。
 その時のスライドアルバムを公開します。Youtube 上にあります。

 http://www.youtube.com/watch?v=0Lwe3jKrnXw

 

召命推進チームは、「ともにさがす会」が発展拡大した形です。もともとは、男子女子各修道会と教区召命担当者と共に大阪教区内の青年たちの人生に寄り添い、神のみ心を祈り求め、人生の選別を手伝うことを目的に、「ともにさがす会」として発足。20年以上の活動実績がありますが、参加者が激減して存続が危ぶまれたところ、教区の召命担当者の発案で昨年再出発したものです。


この日のプログラムは以下の通り:


教区召命の日 テーマ:召された道を考えよう!
開始 10:00
司会 畠
聖書箇所【新共同訳】
マタ 9:35 イエスは町や村を残らず回って、会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、ありとあらゆる病気や患いをいやされた。また、群衆が飼い主のいない羊のように弱り果て、打ちひしがれているのを見て、深く憐れまれた。そこで、弟子たちに言われた。「収穫は多いが、働き手が少ない。だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。」
 祈りと賛美の歌  ブラザー阿部
 神さまから召されるとはどんな生き方なのでしょうか?主キリストの招きに応えようとする人たちの声を聞いてみましょう。
10時10分
 1) 梅原 彰神父さまの話
10時30分
 2) 豊田 貴範 神学生の話
10時45分
 個人の振り返りのポイント
 1)話の中で どの点が一番心に響きますか?それはなぜだと思いますか?
 2)どんな生き方や考え方が司祭への召命の道につながったと思いますか?
 3)それはあなたにとって何らかの励ましや参考になりますか?
 4)神さまは、あなたにはどのような生き方を求めていると思いますか?
参考:
「司祭職と奉献生活への召命は、キリストと個人的に出会い、キリストと誠実で信頼に基づく対話を行い、キリストの思いと一つになることによって生まれます。したがって、信仰体験の中で成長することが必要です。その体験は、イエスと深く結びつくこととして、また、自分の内面の奥深くで聞こえるイエスの声に心の耳を傾けることとして理解されます。こうした過程を通して、わたしたちは神の呼びかけに喜んでこたえられるようになりますが、それはキリスト教共同体の中で可能となります。(教皇ベネディクト十六世回勅『希望による救い』34)。
11時10分
 グループの分かち合い
 神さまはあなたにどのような生き方を望んでいるかと悩み考えたことがありますか? あなたはどのような生き方をしたいと思っていますか?
11時50分 召命のための祈り シスター深瀬

12時10分終了

 第18回百日共同祈願奉献ミサへの招き

第18回百日共同祈願奉献ミサへの招き
2013年1月13日(主の洗礼)~4月28日(日)

「神は独り子を与えるほど世を愛された。」(ヨハネ3章16節a)

兄弟姉妹の皆様へ
神の愛の神秘を祝う降誕節が終わり、今年も、主の洗礼の祝日が近づいています。「その方は聖霊と火であなたたちに洗礼をお授けるになる」と洗礼者ヨハネが預言したように、主イエスはこの時、「聖霊が鳩のように目に見える姿でイエスの上に降ってきた。すると『あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者』という声が、天から聞こえ」ました。同じように、私たちもまた、洗礼の恵みを受けました。異なる点は、私たちの洗礼は、イエスの生涯の愛の奉献として私たちのために十字架の死の洗礼を受け、そこからイエスは復活の主として聖霊のいのちの秘跡を通して私たちに与えておられるのです。

この典礼の季節の流れに沿って、今年も、皆様の百日共同祈願を奉献するミサを始めたいと存じます。わたしたちのために死を通して聖霊を注ぐ霊となられた主イエスの十字架の死を無にしないように、わたしたちも他者のために祈る者となって、執り成す日々を送りましょう。表題にあるように1月13日から4月28日(日)までの106日間です。この間、聖週間も含まれているので6日間を抜いて、100日とします。今回は、18回目となります。倦まず弛まず祈り続けることが大切と思います。第17回目は、夜半の祈りが負担になり、十字架の道行の祈りを断念しました。しかし、百日間の共同祈願のミサは続けることができました。体力的には、まだ62歳の若さで元気ですが、聖務が重なって毎日数時間しか睡眠をとることができない日々が続くと、さすがに疲れを感じます。それでも病気をせず、寝込むこともなかったのは、皆様の祈りの支えであり、百日間の共同の祈りのおかげと思います。

皆様に報告できることは、620名の参加者があったことと、分かち合い献金の半額が52万円になり、これを福島県南相馬市原町区橋本町の「さゆり幼稚園」(園長 ライモンド・ラトゥール神父)に寄付いたしました。「震災後、思うように外遊びができなくなった子供たちが安心して遊べる環境を作っていきたいと思い、空き教室を改修して、室内遊び場を設置しました。幼稚園の子供たちだけでなく、ここに暮らす地域の子供たちにも一般開放日を設けて喜んでいただいています。これも皆様からいただいた善意の賜物と感謝しております。皆様からいただきました寄付金は、今後も子どもたちのために、遊具の充実や環境作りに有効に活用させていただきたいと思います。本当にありがとうございました。」

わたしたちが始めた共同祈願の輪が、聖霊の導きにより、古代からの愛の実践を復活させることになりました。ミサで集められた祈りの実りを兄弟姉妹に分かち合い配ることです。(回勅「神は愛」22項p45)同時に、わたしたちの小さな祈りが、「平和に生存する権利」を奪われた人々、すなわち福島県の母親や子供たち、東北地方の被災された市民や戦後の国家間の狭間で極度の不安と不安全の中に置き去りにされた沖縄の人々の苦しみと結ばれて神にささげられることは、現代のわたしたちが忘れていた霊的な愛の実践を復活させることになると思います。

祈りの意向について:
武者小路公秀さん(元国連大学副学長)によれば、「2000年代のはじめに、日本国は、国連に訴えて、『人間の安全保障』を世界政治の中心課題に取り上げることを主張しました」。
人間の安全保障と人間の不安全を中心に国際関係をとらえるならば、釣魚島・尖閣列島や独島・竹島問題も起こらなかったと分析されています。ところが、原発を稼働しながらの復興活動を続け、人間性を無視した「国家主義」、「開発主義」、「植民地主義」に逆戻りしているとのことです。政治の問題は、つまるところ、「福音」を必要としているのです。国家の指導者のための祈りを、昨年から始めましたが、教皇様の平和へのメッセージと勧めに結ばれて、第18回の共同祈願は日本と諸国民の平和のための祈りをささげましょう。

「わたしたちをあなたの平和の道具としてください。憎しみのあるところに愛を、争いのあるところにゆるしを、疑いのあるところにまことの信仰をもたらすことができますように。」
また福者ヨハネ二十二世と結ばれて祈りましょう。
「どうか諸民族の指導者を照らしてください。彼らが、その市民の正当な福祉を配慮しながら、平和という貴いたまものを守ることができますように。すべての人の心を燃え立たせてください。彼らが分裂をもたらす隔ての壁を打ち倒し、相互の愛のきずなを強め、他者を理解し、侮辱した人をゆるすことができますように。こうして、主のわざにより、地上のすべての民は友愛のきずなで結ばれ、切望してやまない平和が永遠に咲き誇り、地上の諸国民を支配するのです。(回勅「パーチエム・イン・テリス(地上に平和)1963年4月11日」

 今回の分かち合いの献金は、引き続き東北の方々のためにささげることにしています。また、事務経費のための献金も継続する予定です。全国大会8月24日~26日は、シリル・ジョン氏を予定しています。一昨年来日して「執り成しの祈り教本」と執り成しの祈りネットワークの必要性を熱心に説かれたことを覚えておられるでしょう。この執り成しをもっと深めるためにシリル・ジョン氏に来ていただくことになりました。また、皆様と一緒できることを楽しみにしています。 主のうちに  畠 基幸
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 新年 明けまして おめでとうございます。

新年のお慶びを申し上げます。

 2012年は 「信仰年」が始り、これに乗り遅れないように「カトリック教会のカテキズム」を読み始めました。これでわたしの中に雑然としていた細切れの体験や知識が整理されて、主の愛に目覚め、その呼びかけに応えて歩み始めた私の信仰の歩みも整理されていくことを望みます。今年の「王である祭日」までの期間、より目覚めて祈り、主の愛に応えていく心を新たにしたいです。
New Year

第17回百日共同祈願では、皆さまの善意の献金を福島県南相馬市の原町にあるさゆり幼稚園の子供たちと分かち合うことができました。感謝の内にお礼申しあげます。第18回百日共同祈願は、1月13日から始める予定です。私は昨年の活度の疲れが残って、すこし休んでから始めることにしました。多くの方々の祈りの連帯がわたし自身もいやしの恵みの泉となっていることを実感します。


全能の神、永遠の愛、救い主イエスのみ手により
主の祝福が今年一年 皆さまの上にありますように!

畠 基幸


 
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