マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


 震災孤児のための祈り (大阪 玉造教会にて)

先日、エキュメニカルな祈りの機会を持ちました。すばらしい演奏と合唱のなかで各教派の聖職者が祈りを捧げました。もはや会場は、コンサートではなく聖堂において純粋に東日本大震災の被災者のための祈りをささげる集会となりました。神に感謝!

2012年4月30日 大阪カテドラル聖マリア大聖堂

フォーレ REQUIEM

音楽監督 指揮 富岡 健
独唱   ソプラノ ガハプカ奈美、 バリトン 岸 俊昭
祈祷   内田 望  司祭 (日本聖公会 堺聖テモテ教会)
     松本 義宣 牧師 (日本福音ルーテル神戸教会)
     井上 隆唱 牧師 (日本基督教団 都島教会)
     畠  基幸 神父 (カトリック池田教会、日生中央教会)
     中島 義和 牧師 (日本バプテスト連盟)

合唱   合唱団 大阪コンソート 及び一般公募
オーケストラ
     室内管弦楽団 オルフェウス大阪
オルガン 大代 恵
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 主の復活 おめでとうございます。

  みなさま 御無沙汰しました。
  主のご復活を お慶び申し上げます。
  ブログ更新がままならぬ事態ですが引き続きご寛容のほどを。

カトリック日生中央教会のホームページができました。
 http://www.park8.wakwak.com/~max-kolbe/
 ブログもあります。これは最新ニュースをお知らせします。

カトリック池田教会のホームページもリニューアルしました。
http://www.wombat.zaq.ne.jp/catholic_ikeda/church/

 今晩 これから日生中央教会での復活徹夜祭の典礼を行います。猪名川と能勢の山間部に造成されたいくつもある新興住宅地を寄せ集めた小さな小教区です。過越の三日間の典礼に参加する人数も少ないのですが、遠くても夜遅くまでの典礼に参加して、信じる者の集いに新しい天の息吹が注がれ、新たに誕生する神の子とともに主の復活の喜びを祝います。

 司祭・修道者黙想会(主催聖霊による刷新関西委員会)

✞主イエス・キリストの恵み、
神の愛、聖霊の交わりが皆さんと共に!
 
敬愛する司祭・修道者の皆様、
寒い日々が続きますが、皆様には いかがお過ごしでしょうか?
 
今年もまた、「司祭・修道者黙想会」(主催聖霊による刷新関西委員会)を開催する運びとなりましたので皆さまにご案内申し上げます。昨年は、霊的著作、霊的指導で世界的に著名なロバート・ファリシィ神父様と共同指導者のシェリル・グエンさんを講師に招き、「霊的識別(Spiritual Discernment)」のテーマでカリスマ(霊的賜物)を願い求める完全沈黙の黙想会になり参加者全員が大きな恵みの体験をしました。本年は、カトリック新聞1月22日号にも広告を掲載いたしましたように、フィリピンのカリスマ刷新全国委員会委員長バート・パスター神父様に、「現代の司祭職・奉仕職に対する挑戦―聖性」(第二テサロニケ)のテーマの下に講話していただくことになりました。黙想会では、沈黙と祈りの時間を大切にし、賛美の歌と互いのための祈りが講話の前後に行われます。
なお、場所は、昨年と同様、福岡県宗像市にある「福岡黙想の家」で行われることになります。この点、ご不自由をおかけしますことをお許しください。

                       2012年2月1日
                    聖霊による刷新関西地区委員会
                     委員長    畠 基幸 CP

                記

 黙想会テーマ :「現代の司祭職・奉仕職への挑戦-聖性-」
 指 導 者  :バート・パスター神父 (フィリピン 教区司祭)
 通 訳 者  :人見 祥子 (日本語通訳者)
 場   所  :福岡黙想の家 (宗像市名残1056-1 Tel 0940-32-3222)
 期   間  :7月1(日)夕食 ~ 7月5日(金)昼食まで 
費   用  :5泊6日 会費 6万円(講師謝礼含む 当日受付にて徴収)
定   員  :25名 定員になり次第締切いたします。
 問い合わせ&申込受付先:聖霊による刷新関西委員会事務局 川瀬 隆枝
            〒651-2102 神戸市西区学園東1-1-101-707
TEL・FAX 078-791-4692 

講師の略歴を下記に紹介しました。
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 葬儀

今年の最初の葬儀は 昨年12月5日に100歳になったばかりの エリザベト峰シズヱさまでした。長年教会の賄をされ、デニス神父のお気に入りの料理を七面鳥を上手に焼き、80代後半まで働き婦人たちの模範でした。棺に納められたご遺体のお顔は、聖女のような美しく透明に輝いてました。もう天国に到着されたのでした。 
 長崎、五島の三井楽教会出身、大正元年のお生まれでした。

 1月4日 死去、
 5日 通夜  7時  
 6日 葬儀  12時
 6日 納骨  4時 

 新成人 おめでとうございます!

公現の日(1月8日) 
 星の光に導かれて 三博士が幼子イエスを礼拝した話は 降誕節を締めくくる大切な典礼暦です。すべての人が 神を求める旅をする。 星に導かれて・・・ 一人一人は自分の星があるというおとぎの国に登場するイメージですが、闇の中に光り輝く真理の光、 聖書では「一つの星がヤコブから進み出る」(民数記24:7)ダビデ王のことですが、メシアは、みことばが人となった御子の受肉の福音を表現している。御子の降誕の神秘が世に現れて、すべての人の救いの真理となった。三博士は世界を表現して、全世界がメシア、全世界の王、神の御子を礼拝するようにエルサレムにやってくる。この王は力で支配するのではなく、黄金、乳香、没薬の贈り物をささげた。この贈り物は王に対してふさわしいものでしょう。どのような意味が含まれているのでしょう?
 
 今年の新年の平和のメッセージでは、ベネディクト16世教皇様は、若者に向けて語りかけ、ケルンのワールドユースデェイの晩の祈りの説教を一部呼び掛け文として引用しています。

「世界を救うのはイデオロギーではありません。生ける神に戻ることが、世界を救うのです。神は、わたしたちを造り、わたしたちの自由を守り、本当の意味で善にして真実であることを守る方だからです。・・・・ただ、神に向かうことです。神は、何が正しいかを計る秤(はかり)であり、同時にまた、絶えることのない愛だからです。また、愛から離れて、何がわたしたちを救うことができるでしょうか」(9)。(ケルン・ワールドユースデェイ)
 愛は真実を喜びます。愛はわたしたちが真理と正義と平和のために働くことを可能にする力です。なぜなら、愛はすべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐えるからです(一コリント13・1-13参照)。
 

 土曜日の夜の7時のミサには一人の新成人が来てくれました。日曜日は働かなくてはならないので 「明日はこれません」と教えてくれました。 日曜日には、この教会の新成人は名簿では8名ほどいるのですが、何名が来るでしょう? 誘い合わせてくれば そんなに照れなくてもいいでしょう。年々 教会へ帰ってくる人が少ないように思います。実際、「絆」は 神との深い絆、イエスはブドウの木だと自己規定され、私たちはその枝であり、つながっている限りは豊かな実を結ぶと約束されたのです。 あなたの星に導かれて イエスに近づききましょう。きっと人生の正しい目標をはっきりとあなたに教えてくださるに違いありません。彼は主キリスト、あなたの神なのです。

 新年のあいさつ

 あけまして おめでとうございます。

 皆さまは 年のはじめ、よき日でしたでしょうか? 皆さまの 健康と平和をお祈り申し上げます。


 わたしは、夜中のミサと午前11時のミサ、病人への訪問と、あとは突然の睡魔で夜の9時まで寝てしまいました。あわててお雑煮を食べ、お節料理をつつき、遅ればせながら、一日の祈りの日課をして ようやくパソコンのメールを見たり、皆様からの年賀状を読みました。もう午前0時を過ぎました。

 今年も あわただしく 時には 間に合わないような日々の毎日でしょう。
 

 大晦日の真夜中に、テ・デウム(賛美の賛歌)を歌いました。歌い終わってちょうど0時、それからミサでした。参加者は8名。歌った「テ・デウム」は、カトリック聖歌集12番の「われ神をほめ」です。久しぶりに歌ってみると、なんとキーが高いのでしょう。出足は低くて、後半ところどころ高揚する強調点が高いのです。いぜんスムースに歌っていたのにと残念でした。ミサの時はその影響で声がうまく出ませんでしたが、終わりころには何とか声が戻りました。昨年は声帯結節ができて大変あわてましたが、この夜も再発かと少し内心冷や汗でした。朝のミサは、何とか声は詰まるところがあったけれども、歌ミサで祈り続けました。新年のミサ 天気も良く すがすがしく 昨年の感謝と今年の希望を祈りました。神に感謝!

 ところで、賛美の賛歌(テ・デウム)は、テ・デウム・ラウダムス(Te Deum Laudamus 神よ、私たちは、あなたをほめたたえます)のラテン語の冒頭の言葉をとって「テ・デウム」として知られている賛歌です。12月26日の恒例の司祭の集いでは この「テ・デウム」をラテン語で歌いました。 ラテン語の場合は歌詞を目で追うだけで精一杯です。「賛美の賛歌」は、栄光の賛歌に似た構成になっています。これは「毎日のミサ」の1月号巻頭言に説明されています。ルーテルでも聖公会でも歌う賛美の歌として紹介されていました。

「賛美の賛歌」は 新年の始まりにふさわしい! Youtubeを貼りつけました。
行く年来る年の除夜の鐘と同じ意味合いがあるのが「蛍の光」です。スコットランドの「送別」の民謡ですが、北欧の国では越年を刻む新年を迎える歌です。今年は、年賀状の絵柄も考えられないほど時間に追われてしまいました。 でもこの自然の中に遊ぶ動物たちの映像を見ながら、蛍の光のメロディーで新しい年の希望と感謝で始めるのは良いことでしょう。
これも 「テ・デウム」です。神の創造のみ業をたたえ、神の霊に満たされる喜びを歌いましょう。賛美は神への愛の歌です。



「"Auld Lang Syne"(蛍の光) by Sissel(live)I wish a Happy New Year to all the world. Sissel, the international singing sensation from Norway,
is widely regarded as one of the finest and most talented sopranos in the world. Her crystalclear voice has made Sissel a national institution in Norway. Sissel has sung all over the world,
selling over six million solo albums. She contributed the haunting vocal tracks for the soundtrack to Titanic. She has been doing great duets with singers like Placido Domingo, Charles Aznavour,
Taro Ichihara, Bryn Terfel, Jose Carreras, Russell Watson, Kurt Nilsen,
Neil Sedaka and Josh Groban. Sissel sings the first verse in English
and the final three verses in Swedish.」 (ノールウェイの歌手 シセルによる蛍の光です。この英語の説明では、世界で最も優秀なソプラノ歌手に数えられ600万枚のシングルレコードの記録があり、タイタニックの映画音楽でサウンドトラックの心に残る歌声は彼女であることでも知られています。ほかに有名な歌手とのデュエットもたくさんあります。最初の節は英語で始まり、終りの3節はスウェーデン語です。蛍の光の日本語の歌詞は覚えておられるでしょうか?)

 第15回百日連続ミサ共同祈願 1月7日~4月15日

12月28日幼子殉教者の祝日に 第15回目の百日共同祈願の案内を皆様に送付しました。以下の文面は 手紙の案内と同じものです。住所を把握している方にのみ送付しています。
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第15回百日共同祈願ミサへの招き

クリスマスと新年の喜びを申し上げます。

キリストによって結ばれた兄弟姉妹の皆様へ
「人間の栄光は神にあり、神の業、そのすべての知恵、そして力の器は人間である。」(聖イレネオ司教 待降節読書課)

 新しい年の息吹が吹いています。2011年を振り返れば、東日本大震災に始まる苦難につぐ苦難の連続のなかで、どれほど、被災した人々が支え合い、痛みを分かち合ってこの災害を乗り越えようとしているか、被災地の人々のことを思って、全国からボランティアが駆けつけ、どれほど自分のことのように考えて行動し、英雄的といってもよいほどに献身しているかを見るにつけ聞くにつけ、神の息吹が人の中に働き、一人一人が輝いて見えました。「言が肉となり、私たちの間に宿られた。私たちはその栄光を見た。(ヨハネ1・14)」私たちにとって、まさに人間は神の栄光を宿す器です。

まず、9月14日から11月23日までの第14回百日共同祈願の報告をしますと、864通のはがきを受け取りました。私自身は、十字架の道行と共同祈願の籠に入れたはがきの意向を、毎日のミサの奉献文の前に、司祭とともに個人的な祈りをする場面で、「神の栄光と賛美のため、また全教会と私たち自身のために、司祭(キリスト)の手を通しておささげするいけにえをお受けください。」と沈黙で祈り、以下の意向に加えて祈りました。この方法と意向は、第15回共同祈願でも続けていきたいと思います。

共同の意向:
(1)聖霊の豊かな注ぎにより、共同祈願の参加者の上に毎日が聖霊降臨の恵み、新しい霊の命に満たされますように。
(2)執り成しの祈りの連帯の輪が生まれ、現代の神への渇きを祈りで支えることができるように 執り成しの人の養成と一人ひとりに聖霊の賜物を派遣してください。
(3)目に見えない放射能汚染の脅威が一日も早く収束し、除染作業や食物の検査体制が整い、子どもたちが内部被ばくから守られ、日常生活と健康が保たれますように。
(4)首相および政府関係者、また教会の指導者など責任のある立場の人が東日本大地震の被災者のために誠実にその任務と指導力を果たすことができますように。
(5)また将来にわたる悲惨な放射能の被害を繰り返さないために、即刻原子力発電所の廃止と代替エネルギーの開発の方向へ国民の心が一致しますように。
(6)ご自分の執り成しの意向をささげてください。


 第14回共同祈願は、私自身にも恵み多い期間となりました。9月12日に医者に行って、どうも声が出にくいと訴えて内視鏡で診てもらったら、声帯結節(声帯にタコができる病気)であることがわかりました。もう歌わないで、小さな声で話すように指導を受けたのです。でも、毎日、教会の祈りの賛美やミサをしないわけにはいかないので、歌わないで唱えていました。それでも、日々の祈りや賛美の歌声が思う通りでてこなくなったのです。2011年は、かなりハードなスケジュールになり、しかも真夜中に十字架の道行をして、苦しむ人との連帯を望み祈り続けていたのです。これが体に負担をかけたのでしょう。恵みを失ったときに、恵みの偉大さに気づくものです。喪失の体験とは、わたしが私でなくなるようなものです。故郷を家族を職場を突然失った人たちの悲嘆はいかばかりのものでしょう。私は、その苦しみにほんの少しでもあずかることができればと祈りましたが、喪失するとやはり心が乱れました。何の苦しみの日々もなかった私にほんの少しの苦しみでしたが、とても辛い体験になりました。この間、東北大会に参加し、無声の賛美をささげましたが、わたしの喉のために多くの方が心配して祈ってくださいました。その後、第二回アジア太平洋地区カトリックカリスマ刷新指導者会議(コタキナバル)では、1050名の参加者の賛美に満たされ、講話を聴く中で、手術をする決意ができ、明るい希望を持って帰ってきました。手術の相談に医者に行く日に、ゆるしの秘跡を受け、病にとらわれた自分を解放していただきました。そして、医者に診てもらうと、声帯結節は消えていました。どうしてかわかりません。何がよかったのかわかりません。朝のミサではまだのどは詰まっていましたが、午後には、前と同じ声が戻っていました。アレルヤ!

 さて、第15回百日共同祈願は、2012年1月7日(土)から4月15日(復活節第二主日神のいつくしみの主日)までの百日間です。この期間には、聖週間が入りますが、それも含めて100日間を祈り続けます。いつもは正月元旦から始めていたのですが、年賀状と重なるため参加者の数が集まらないので、新春の第一週は、沈黙のうちにこの百日の共同祈願の意向を黙想する期間にしたいと考えました。
コタキナバルで出会った講師の方々に、日本に来ていただけるように依頼したら、快く引き受けていただきました。詳細は、も少し煮詰まってからお知らせしますが、日程だけは確保して予定に入れてくだされば幸いです。

 司祭黙想会 7月2日~6日    バート パスター神父 福岡黙想の家
 信徒研修会 7月11日~13日  バート パスター神父 売布 女子修道院
 関東大会  7月14日~16日  バート パスター神父 会場は未定
 関西大会  8月18日~20日  ホワイトヘッド夫妻 ニューアルカイック尼崎
その他、執り成しの祈りの養成講座が準備中です。

主のいつくしみに 賛美を捧げつつ  畠 基幸 CP
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 百日共同祈願満願成就

 11月23日 午後2時から第14回百日共同祈願を10名ほどの参列者と共におささげしました。昨年とほぼ同じメンバーでしたが、今回は、特別に、浄土真宗本願寺派僧侶松岡義之師が同伴して共同祈願の満願日を祝いました。歴史的な未曾有の東日本大震災による大津波と福島第一原子力発電所事故という大きな災害に遭遇しました。宗教者もまた、教派宗派の枠を超えて、祈りの力を結集して、人々の救いを願う祈りをささげました。この祈りは、被災した方々の側に身を置き寄り添うことができるかどうか一人ひとりのまごころが試される時でした。来年は、1月7日より4月15日までの百日間を祈ります。新年は、百日共同祈願の祈りを各自に考えてそれを奉納していただくことを提案しました。もちろん前後の祈りも用意しましたが、イエスに結ばれて自由に御父への祈りをお書きください。

 第14回百日連続ミサ共同祈願の参加者は、846名でした。 記念撮影100日1

 聖霊の季節 待降節 

11月24日から27日まで東マレーシアのコタ・キナバル(キナバル山の市)で開催された第二回アジア・オセアニアカトリックカリスマ刷新指導者会議に参加してきました。ちょうど61歳の誕生日を迎える日を挟んで、神への賛美の毎日は、大きなプレゼント、いやしの恵みもいただきました。 

 ブログに私の「声帯結節」のことを書き込んだので、とても心配して祈ってくださった方が多かったようです。大変お騒がせしました。11月23日の宝塚黙想の家のもみじまつり(売布)でのミサの司式も声が嗄れて高い音の節が苦しかったのですが、大会に参加しているうちに声もあまり気にならなくなり、帰国して、音声外科で有名な梅田の大北病院の院長さんに診てもらったら、もう「声帯結節」はありませんとの診断で、その部分はしわになっているが手術の必要は全くないとのことでした。アレルヤ 神に感謝! キナバル山東南アジア最高峰4095メートル キナバル山~ 2000年に世界遺産に指定された。

会場はイベント専門のホールでした。大会の参加者は1050名、土曜日の夜の盛会は、3000人を予定していたようですが、推測して2200名くらいでしょうか・・・
日本からは7名、関東3名、関西4名が参加しました。61歳のわたしが若手の二番目です。ハッピを羽織って皆から記念写真の対象になりました。ハッピ


 テーマは、”For such a time as this" (Esther 4:14)" (このような時のためだったのではないか)これは、エステル記に記しるされているユダヤ人撲滅政策を図った宰相ハマンの企みを阻止してユダヤ人を救うために神がユダヤ人の娘であるエステルを王妃に挙げられたのではないかとモデルカイが書き送った書状の言葉です。この聖句は、過去のことではなく、現在の私たちにも語られていると、各自がそれぞれの置かれた場所や役目こそ神の計画にあってなすべきことをする使命をうけているのではないかと考えるようにという預言的なメッセージでした。


isaoshudan
壇上の白いジャケットの男性が大会実行委員委員長のジョージさんで、日本の成田空港、羽田空港会社、トヨタ会社など会社の運営組織を学ぶために20代の時に日本に政府から派遣されたと自己紹介されました。東マレーシア(東カリマンタン)はイスラム教が国教ですが、この人口45万の州都コタキナバルだけは、カトリック信者が多数派で、カリスマの祈りの集いは、金曜日の夜は500名ほど集まり、大きなバンドも結成され、今回の大会でも中心的に音楽奉仕を担当していました。(おそろいの白黒シャツを着用、前列は東マレーシアのグループ)

 諸聖人の祭日

諸聖人の祭日おめでとうございます。

 名も知られぬ過去・現在・未来の聖人殉教者たちのためにも
 共に祈りましょう。

 わたしは、長年 毎日の朝夕の「教会の祈り」を歌唱してきたのですが、「声帯結節」のため、まだ声があるとはいえ、使うと声帯にできたタコが大きくなると驚かされたので、歌うことは控えています。いずれ手術すると決心したので、よい医者との出会いを待ちつつ、先日書いたように深刻に考える必要はありません。が、祈りは一人で沈黙のうちに祈れるのですが、共同体と共に祈るのがベストです。「歌は二倍祈る」といわれるように賛美の歌声は川のように流れ、心を声に合わせて日々共に生きている喜びを感謝して神の栄光をほめ歌いたいです。歌えぬのどとなっても・・・
 
 そんなとき、米国人信者さんから「時課の典礼」すなわち「教会の祈り」のウェブサイトを見てみませんかと誘いがありました。歌えなくても、ウェブサイトに毎日の「教会の祈り」を聴くことで、霊的な楽しみが増えました。「教会の祈り」は全体あるいは部分的に一人で唱える時も霊的な実りが得られるように工夫して編集されているのですが、唱えるよりは歌うことによってその意味が完全に表現されるのです。このウエブはすべて歌っていますのでその味わいを楽しむことができます。

「教会の祈り」の英語版のウェブサイトを掲載します。
  http://divineoffice.org/

 これはベストカトリックウェブサイトの賞をうけたすぐれたサイトです。I phone などでもアクセスできるので旅行には便利ですね。(アイフォン、スマートフォンはまだ持っていませんが・・・)

 わたしが26年も前にシカゴで唱えていた教会の祈りの英語に近いので懐かしいですね。平板な感じですが、訛りが少ない部分 発音しやすいのです。わたしの英語発音の基礎になった感じがします。

                                   
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