マラナタ 主よ 来てください!


畠神父


 仙台教区被害状況 マップ

仙台教区被害状況マップがグーグルに掲載されている。カトリック中央協議会のニュース欄のindexから飛びます。サポートセンターも次第に設置されているようすがわかります。延べで500人のボランティアが登録して活動した様子も分かります。 

http://maps.google.co.jp/maps/ms?ie=UTF8&hl=ja&brcurrent=3,0x34674e0fd77f192f:0xf54275d47c665244,0&msa=0&msid=212684037041389941190.00049fdac9ff74bb703c1&z=7

各教会の様子は、以下のようにまとめられています。
グーグルマップは大変便利ですね・・・

●塩釜教会 宮城県塩釜市新富町15-1 【人的被害】ラシャペル・アンドレ司祭は教会の近くまでたどり着いたが車中泊をし、徒歩で教会へ戻る途中、過労のためか心不全で死亡。信徒の人的被害無し。(4/5更新) 【物的被害】被害有り、補修が必要、使用可。聖堂2階の司祭館の太い梁にヒビ:構造上問題がある。建物の外壁と内壁に多数のクラック:補修が必要。電気、水復旧.ガス不可(4/5)【信徒/家族の被災状況】床上...

●釜石教会の項目では、ボランティアの方が疲労で亡くなられたことが掲載されています。釜石へは染野神父の洗礼母教会なので、5月の連休後にボランティアをしに行くことになっています。興味ある方は、染野神父に連絡を! 

過酷な状況がまだまだ続いていることでしょう。長期間働ける元気なボランティアが必要なようです。ゴールデンウィーク後のボランティアの応募が少ないとのことです。

カリタスジャパンのブログは、ボランティアの活動状況など 仙台教区のサポートセンターを援助しています。
 http://caritasjapan.jugem.jp/

 聖金曜日

御受難の福音

聖なる過越の三日間、典礼において、主の過越の神秘を祝います。典礼と日々の生活が乖離するところには、典礼が儀式に終わる形骸化が始まると言われます。典礼はキリストの祭司職に共同体が参加する全キリストの祈りです。キリストは目に見えない神の秘跡であり、人となられた神の現存をあらわすしるしです。神は共におられる。イエスは御父の似姿としての秘跡なのです。わたしを見たものは父を見たのだと・・・わたしにとって聖なる金曜日、御受難の福音を読むこの日、このことの真実さが問われているように思いました。あの東日本大震災を前にして何を語れるのだろうかと。

祈り推進グループの通信ニュースの復活号に次のような巻頭言を書きました。

主の復活おめでとうございます。
典礼的には復活祭を迎えたのですが、現在も、大地震、大津波、原発炉心破損事故の影響は収束するどころか、じわじわと受けた傷が膿み、体中に毒が回り、痛みと苦しみがうずくような感じです。皆さまも被災者の気持ちに寄り添い、被災者のためにわたしに何ができるのか心を砕いておられることでしょう。
あの日、3月11日は、灰の水曜日から始まる四旬節の最初の金曜日でした。夕方のテレビのニュースを見るまでは、東北に地震が起こったと聞いていただけで、何事もなく普段通りの生活のリズムでした。しかし、目に飛び込んできたのは、町の家々をなぎ倒す大津波の恐ろしい生の映像でした。しばし映像を食い入るように見ていました。7時半、テレビのスイッチを切って十字架の道行のために聖堂に行くと、誰も来ていません。一人で十字架の道行を始めました。
この夜、十字架の道行は、司祭のわたしのなすべきことを教えてくれたのでした。わたしは、苦しみの意味を教える神学書を読みふけっても、四旬節以外には、実際十字架の道行をほとんどしなかったことを告白しなければなりません。先輩神父が十字架の祈りを信心として毎日していても、あまり意味を感じなかったのです。ところが、あの悲惨な災害の場面を唖然として傍観していたわたしを救ってくれたのは、たまたま四旬節の義務で、十字架の道行に赴くことができたからでした。あの晩、直接に苦しみ叫ぶ人々の姿を目にし、その人たちのためにイエスによりすがるように祈りました。一留ごとに、生の現実の恐ろしい現場が目に浮かびます。一瞬のうちに命を、家族を、財産を、隣人を、村を、根こそぎに剥ぎ取られた人々の無念を想い、残された家族の嘆きと喪失に同伴しました。十字架の道行は、その日から信心ではなく、リアリティのある苦しみの連帯となりました。あの日から、わたしの毎日の祈りとなりました。

典礼なしには現実を理解できないこともまた事実だなと思います。 
この現実の前にしての祈りを最近入手した「日本のいやしのための十字架の道行」を説教の時に振り返りました。
この十字架の道行の祈りは3月17日にMichele Vincent Fisher, (CSFN)さんによって作成されました。伝統的な信心の祈りが現実の苦難のコンテキストのなかでわたしたちの存在そのものを揺り動かします。PDFファイルを添付します。
十字架の道行
 見るだけで涙が出そうになり 説教には使えませんでした。ただ祈ることが被災者に連帯する最初の一歩になると思います。

被災地の様子をご覧になるには:

 二つの海の物語

こんな物語をウェブで見ました。(英語)a tale of two seas
 死海とガリラヤ湖です。同じヨルダン河の支流にありながら、その海は、一方は豊かな海の幸の宝庫であり、他方は生き物が全く存在しない文字通り<死海>となりました。その違いは、死海は低地で水の流れがそこで終わる行き止まりですが、ガリラヤ湖はヨルダン河の流れをそのまま下流へと流していく。一方は、受けたものをそのまま与え、他方は受けるだけで、水は蒸発してしまう。原子炉のような構造なのです。流れがなくなれば、熱が上がり、とんでもないことになってしまう。・・・
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 教皇ヨハネ・パウロ二世の取り次ぎを願う祈り

教皇ヨハネ・パウロ二世は、5月1日に列福されることになりました。
これまで教皇の取り次ぎを願って病気が癒された人が教会の権威によって正式に教皇の取り次ぎによものと認められたのです。

 以下にその祈りを掲載します。(鹿児島教区 司教認可)

 聖三位一体の神よ
 教皇ヨハネ・パウロ二世を教会にお与えになった恵みに感謝いたします。教皇ヨハネ・パウロ二世はあなたの父性の優しさ、キリストの十字架の栄光、愛である聖霊の輝きをすべての人の前で輝かせてくださいました。ヨハネ・パウロ二世は全幅の信頼をあなたの永遠のいつくしみと聖母マリアの取り次ぎに寄せ、善き牧者であるイエスの生きた模範をわたしたちに与え、わたしたちがあなたとの永遠の交わりに達することができるように、キリスト者としての生き方を聖性へと高めるように指導してくださいました。
 聖三位一体の神よ、
 あなたのみ旨に従い、教皇の取り次ぎを願って祈ります。

 (わたしの意向)現在の東日本大震災による災禍と福島第一原子力発電所の事故による放射能汚染がすみやかに終息しますように住民・関係者の安全と健康が守られ、拡大する汚染を防ぐ使命を成し遂げる力が与えられますように。教皇様 あなたの愛する日本のためにお祈りください。


 教皇ヨハネ・パウロ二世が一日も早く、聖人の列に加えられる恵みが与えられますように希望のうちに祈ります。

                       アーメン

 外国人被災者のための多言語ホットラインの案内

神田神父さんからのメッセージです。

|関係者の皆様

|外国人地震被災者のための多言語ホットラインの案内です。
|被災地周辺での掲示、配布をお願いします。

|実施団体はNPO多文化共生マネージャー全国協議会です。
http://eqinfojp.net/

|転送歓迎です。


| 神田裕
| たかとり救援基地
| peter hiroshi kanda

 ノベナの祈り - 英神父のメッセージ

 英神父さんは、3月25日までのノベナが終わり、新たに継続して祈り続けるようにメッセージを送り、祈りの輪を広げておられます。以下、そのまま 添付して掲載します。

 <続く>をご覧ください。
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 オーストラリアからの支援と祈り(パウロ・グリン神父)

昨年、「聖霊による刷新司祭黙想会」の指導をしてくださったパウロ・グリン神父様に今年の黙想会案内のメールを送って、返信をいただきました。今年の「聖霊による刷新司祭黙想会」は、5月29日から6月4日まで宗像市の福岡黙想の家で開催の予定です。まだ、申し込みは12名ほどですので、もっと多くの司祭に参加していただきたいと思います。申し込みのファックス用紙を添付します。
FAX申し込み用紙

Dear Paul,

It will be a joy to see you again, and to participate in the CCR Priests' Retreat. On Sunday are have a big day, with Mass for the Japanese deceased in the quake and tsunami. The Japanese Consul General will lead the shookoo(焼香) ceremony. The Japanese Catholic Community has already raised $40,000 for our suffering brothers and sisters in north/east Japan, and we hope for a good collection at the Mass.A famous singing group will attend and will sing Haru ga Kita in Japanese. Our Japanese Catholics will sing Mi mo Tama mo, the Lourdes hymn in Japanese, with the English-only people joining in the Ave Ave Maria. the conclusion of the Mass the Japanese Catholics and some non Xn Japanese will sing Nagasaki no Kane.
In the love and sugoi Passion of the Lord and His Mother,
your brother Paul.
Yoroshiku to Ward.

Paul Glynn SM
Villa Maria, 1 Mary St
Hunters Hill NSW 2110 Australia

 あのね どうか 悲しまないで!

女優の毬谷友子(カトリック信者、マリアを芸名にして毬谷)さんから
子供を亡くされたお母様へ少しでもお気持ちを慰めらたいと作詞作曲
上智大学の祈りのサークルで紹介されました。



歌詞は下をクリックしてください。
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 ラシャペール神父 追悼

ラシャぺール神父さまが津波に巻き込まれたというのは誤報でしたが、ちょうどラシャペール神父さまと共に元寺小路教会で地震に合い、その後小教区へ向かう神父様を見送った方から電話をいただきました。
 33回目の東北大会の準備の祈り会をしているときで、階下の教会の事務所で3メートルの津波が来ていると聞いて、すぐに石釜教会へもどらねばと急がれ、別れ際に自室の倒れた本棚の図書を整理するのは大変だなあと車に乗り込まれたのが生前の最後の姿になりました。その直後に亡くなられた聞いたときは、信じがたいことで、確認のため葬儀に参列しました。見送った時と同じ優しいお顔で棺に納められていたので、ようやく天に召されたことを理解できました。77歳で、特に持病があったわけでもないので、津波の恐ろしさとすごい勢いで破壊される町の様子をみて、胸が裂けるような体験だったのではと・・・神父様ほとんど感情の起伏がない優しい方だったので、やはりショックで心臓がとまったのでしょうか。「体の異変を感じ、病院へ向かう途中死亡し、車の中で発見されました。」とケベック会の神父様から遺体発見時のことを聞きました。


 ラシャぺール神父様とは、聖霊による刷新の全国委員会などでお目にかかり、東北大会15周年のとき、25周年のとき、そして30周年のときの3回、大会の講師に呼ばれお世話になりました。神父様は教義学の専門のようで、中高生向きの要理の本を書きおろし、上下二巻を贈ってくださった。その本は、かなり高度なものだったけれども内容のしっかりしたものです。宣教生活全体をまとめられた本だと思います。教師を退職するまえに自分の教えてきたことを整理して、大人の信仰入門書にもなるように全体をバランスよく書かれています。25周年の東北大会のあと、一緒に食事誘われて同席した時、わたしがちょうど小教区担当になって今まで要理を教えた経験のないことを話したのを覚えておられ、本ができたのでと送ってくださったのでした。
 以前は釜石教会におられたと記憶していますが、今回の東北関東大地震で心臓マヒのため亡くなられたことお悔みいたします。聖霊に関するフランス語圏の本はすべて読んでいるとおっしゃっていたことを思い出します。羊の群れと共にいつも一緒にいてくださったラシャぺル神父様、あなたは波にさらわれる日本の友のためにはらわたをえぐられるような苦しみを体験し、その人々の運命に寄り添われました。長い東北での宣教生活の最後まで東北の人々と共に生活し、共に死にいたるまで、キリストの十字架のくびきを担われました。今は、その死を悼み、神の栄光の現れを待ち望むのです。

 香港のカリスマグループからの祈りの提案

Dear Dawn,

If you can get back to Father Paul Hata in Japan, please remind him that Eucharistic miracles do happened in Japan during the World War II. There were two monasteries in the cities which the United States dropped the atomic bombs (the atomic bombs were dropped only a few blocks off their
monasteries), the monasteries remained untouched and the priests survived.(広島、長崎? どこの修道院でしょうか?)
It is because they had the perpetual adoration in their monasteries.

As in the message given by our Lady in Fatima, she asked us to make reparation for our sins and the sins of the world. Having the perpetualadoration (永久聖体礼拝) is one of the great ways to make reparation for our sins.

I think it is time to encourage the Church in Japan to have the PerpetualAdoration and to do the 3 o'clock prayer to Jesus imploring His mercy. (午後3時に聖体礼拝をおこなう)

The 3 o'clock prayer:-(午後3時の祈り)

"You expired Jesus, but the source of life gushed forth for souls, and the ocean of mercy opened up for the whole world. O Fountain of Life, unfathomable Divine Mercy, envelop the whole world and empty Yourself out upon us. Holy God, Holy Mighty One, Holy Immortal One, have mercy on us and on the whole world. Holy God, Holy Mighty One, Holy Immortal One, have mercy on us and on the whole world. Holy God, Holy Mighty One, Holy Immortal One, have mercy on us and on the whole world. Jesus, I trust in You!"

Quoted from the Diary of St. Faustina:-(シスターファウスティナの日記からの引用)

"AT 3 O'CLOCK, IMPLORE MY MERCY, ESPECIALLY FOR SINNERS; AND, IF ONLY FOR A BRIEF MOMENT, IMMERSE YOURSELF IN MY PASSION, PARTICULARLY IN MY ABANDONMENT AT THE MOMENT OF AGONY. THIS IS THE HOUR OF GREAT MERCY FOR THE WHOLE WORLD. I WILL ALLOW YOU TO ENTER INTO MHY MORTAL SORROW. IN THIS HOUR, I WILL REFUSE NOTHING TO THE SOUL THAT MAKES A REQUEST OF ME IN VIRTUE OF MY PASSION..."

翻訳してみてください。
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